私の手元に国連が2001年から05年まで行った生態系の調査「ミレニアム生態系アセスメント」の報告書があります。その記述によると、人間を含む脊椎動物が約10万種、植物が約30万種、原生動物が約70万種、節足動物が約80万種、菌類カビ類が160万種ほどとなっています。これらの数字は未確認種の推定値を含んでいるので一般的な生物教科書にのっている数字より大きいようです。例えば菌類カビ類などは実際に確認され命名されている種は10万種位しかないのだそうです。
さて昆虫類どうでしょうか?驚くなかれ何と推定800万種もいるのです(多足類含む)。但し実際に確認され名前が付いている種は80万種位です。何と脊椎動物の80倍も地球上には昆虫がいるのです。意外にも植物や菌類よりずっと多いのです。地球は実は昆虫の惑星なのですね。
さて、この確認されている昆虫類のうち35万種、つまり半分近くが甲虫目なのです。ある人が生物学者に「あなたは神様はどういう存在だと思うか」と質問したそうです。生物学者はこう答えたそうです。「私は神様のことは良く分からない。」「でも一つだけ神様の性質について確実に言えることがある。神様は甲虫が大好きなようだね。」(注1)この言葉の意味は地球上の生物種の相当数を昆虫類のそれも甲虫類が占めていることからきているようです。地球は甲虫の星だったのでした(注2)。
(注1)この話の出典がどうしても思い出せません。すみません。
(注2)甲虫類の種数が多いのは、甲虫が蝶やトンボなどと比べて捕まえやすいからという説もあります。
さて昆虫類どうでしょうか?驚くなかれ何と推定800万種もいるのです(多足類含む)。但し実際に確認され名前が付いている種は80万種位です。何と脊椎動物の80倍も地球上には昆虫がいるのです。意外にも植物や菌類よりずっと多いのです。地球は実は昆虫の惑星なのですね。
さて、この確認されている昆虫類のうち35万種、つまり半分近くが甲虫目なのです。ある人が生物学者に「あなたは神様はどういう存在だと思うか」と質問したそうです。生物学者はこう答えたそうです。「私は神様のことは良く分からない。」「でも一つだけ神様の性質について確実に言えることがある。神様は甲虫が大好きなようだね。」(注1)この言葉の意味は地球上の生物種の相当数を昆虫類のそれも甲虫類が占めていることからきているようです。地球は甲虫の星だったのでした(注2)。
(注1)この話の出典がどうしても思い出せません。すみません。
(注2)甲虫類の種数が多いのは、甲虫が蝶やトンボなどと比べて捕まえやすいからという説もあります。