家内に教えてもらったのですが、読売新聞に面白い記事がありました(注)。同記事によりますと、山口大学の大学院生と教授が、「美肌の湯」として知られる山口市内の湯田温泉の湯を使ってカピバラを3週間「湯治」させたところ、荒れた肌に潤いが戻り、肌が白くなったという研究結果をまとめた。温泉療法を科学的に裏付ける動物実験は珍しく、2人は「研究を進め、さらなる効果を証明したい」とのことです。
湯田温泉は、私が毎年4月から6月まで講師の仕事で通っている山口大学吉田キャンパスの最寄り駅周辺なので興味を惹かれました。カピバラは南米原産の世界最大のげっ歯類です。高温多湿な環境で生息していたため、日本で飼育されているカピバラは冬場に温泉入浴を好むことで知られています。おとなしい性格なので子供たちとも動物園で触れ合える動物として人気があります。
元々、湯田温泉は「白狐伝説」で有名で、上の写真のような白狐のキャラクターが街のあちらこちらに展示されていますが、カピバラも仲間入りするかもしれません。
(注)上記記事のソースです。⇒
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211123-OYT1T50100/?ref=yahoo