先週末は家内と福岡県立美術館(福岡市中央区天神5丁目2-18)で開催中の「生誕100年山下清展-百年目の大回想」に行ってきました。山下清(1922年~1971年)といえば、ブログ主の世代では「放浪の天才画家」として映画やテレビドラマで親しまれてきた人物です。口癖の「~兵隊の位であれば~」はブログ主の記憶に残っています。
今回の展示で山下氏は49歳の若さでこの世を去っていたことを知りました。ドラマなどでは旅先で貼り絵を制作する場面があったと記憶しているのですが、実際には旅先の風景や出来事を記憶して、実家や入所施設の八幡学園で制作していたということも改めて知りました。驚くべき記憶力の持ち主だったそうです。山下氏の創作活動は、氏が入所していた知的障害児施設八幡学園(1928年創立)が行っていた美術教育がきっかけだったそうで、90年以上昔から、そのような取り組みが行われていたことを知り驚きました。
同展の詳細はこちらです。⇒ https://fukuoka-kenbi.jp/exhibition/2024/0319_16791/