博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

田島神楽

2017年07月10日 | 九州の風物

  田島神楽は、福岡市の案内によりますと、旧暦6月1日の「サナボリ」の祭り(田植え終了後の祭り、現7月の早苗祭)で、近世には神官が明治維新後には田島神楽社(明治4年創設)が氏神田島八幡宮に奉納してきた福岡市唯一の神楽です。旱魃予防のため、毎年樋井川沿いの薦ヶ渕に捧げた人身御供に代えて神楽を奉納し、万年願として今日まで伝えられていますとのことです。平成9年度に福岡市の指定文化財になりました。上の写真は「水鬼」という演目で、鬼の扮装をした演者が、桶に入った水を舞いながら柄杓で観客にかけることが特徴です。私も水をかけてもらいました。暑いのでちょうどよいです。

 大水害に見舞われ多くの方が亡くなられている朝倉市は、ここ福岡市の中心部からは直線距離で約30キロです。今回の豪雨をもたらした「線状降水帯」はその名前の通り、線状なので、いつ福岡市に移動してくるか心配です。なにしろその「線」の幅は約20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルだそうですので、少し北上すれば福岡市上空に簡単に達してしまいます。


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