本日は、例年6月上旬から7月中旬頃までに実施している九州大学伊都キャンパスの生物多様性保全ゾーンの生態見学会を午前中に開催しました。2014年から開催していますので、今年で10年目を迎えました。昨日、一昨日と雨が続いたのですが、午前中は薄曇りで雨の心配はなくなり、爽やかな風がゾーンの一帯を吹き渡りました。
生物多様性保全ゾーンは、九大伊都キャンパスの造成(2000年代初頭から2018年9月まで続けられました)に伴い大学校舎の敷地の植生や動物を保全する区域へ移して存続させる取組みの一環で設けられたエリアです。敷地内の谷筋から谷底に相当する地域に当地の植生などを林床の土壌も一緒に移転したものです。
上の写真はゾーン内での植生について、九大と連携してゾーンの保全に取り組む地域環境市民団体の指導者の解説を伺っているところです。
上の写真はゾーン内での植生について、九大と連携してゾーンの保全に取り組む地域環境市民団体の指導者の解説を伺っているところです。