本ブログでもご紹介させていただいた、福岡市地下鉄七隈線の博多駅までの延伸開業から二ヶ月が経ちました。報道によりますと、距離にしてたった1.6キロ(天神南駅~博多駅間)の延伸開業をきっかけに、七隈線は全国有数の「超・混雑路線」に生まれ変わったのだそうです。
同報道によりますと・・・延伸開業後の23年4月は、延伸開業した2区間を含めて17区間のうち、実に14区間で前年以上の混雑が発生。車内の混み具合も「混雑率140%以上」にパワーアップ。時間帯も、朝の7時過ぎまで広まっている。(中略)七隈線について高島宗一郎・福岡市長が記者会見で述べたところによると、乗客数は延伸開業1週間前と比べて、「5割増加」ペースで推移しているという。乗り込めない乗客が相当数いることは把握しているものの、今のところ「ラッシュ時を避けた分散乗車を呼び掛ける」くらいしか打つ手がない様子。それほどに、想定外の賑わいが続いているのだ(注)・・・ということです。
ブログ主としても昨年の12月18日まで通勤に利用していた七隈線が、この記事のように利用者が増加したことには驚いています。以前の七隈線は、市内の動脈路線の福岡市地下鉄空港線に繋がっていませんでしたし、JR九州の路線にもつながっておらず使い勝手が良いとはいえない路線でした。福岡市内の有数のターミナル駅の博多駅や福岡空港に行くためには、七隈線終点の博多南駅から空港線の天神駅まで天神地下街を約600m歩かなければならず不便でした。利用者が増加したことは七隈線のためには良かったですが、混雑がひどくなったことは、ちょっと複雑な思いです・・・
(注)https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2305/26/news036.html