ホメオスタシス恒常性維持
ヒトの体はまわりの環境や、内部の変化に対してこの仕組みを常に生命維持に必要な生理的な機能を正常に保とうとする 機構を備えています。この仕組みを「ホメオスターシス(恒常性維持)」と呼びます。体温、循環・血圧、血 糖値、呼吸や免疫、エネルギー代謝などの生理的機能の調整が、休むことなく生体内では行われています。たとえば体温が上昇したときは、それを生体(体温中枢)が感知して、神経系を介して血管や筋肉、内分 泌器官等に刺激をおくり、体温を平熱に保とうとします。
体温調節
体温の維持 ⑴
具体的な例を体温で説明します。
ヒトの体温は概ね36度から37度で調節されており、朝起きたときは、体温は低めで食事後や昼間など体を 動かしたときは上昇しますが、概ね 1 ℃以内の変動です。(脳や体の中心部の体温は概ね37度前後です。)体 内で起こっている代謝(化学反応)は酵素を介して行われていますが、その最適温度幅が狭く、そのため体 温を37℃前後に保つ必要があるからです。恒温動物は同じ様な仕組みを体内に持っています。
体温の維持 ⑵
体温調整メカニズムの概要です。
上昇した体温を下げるために、ヒトは汗をかき気化熱で体温を下げようとします。また自律神経を介して 末梢の血管を拡張して皮膚からの熱の放散を増加させます。 また環境温度が低下したときは、末梢血管を収縮させ皮膚からの熱の発散を防ぎ内部に貯めるようになり、 筋肉を刺激して代謝を亢進して体内のエネルギー(熱)を作り出し体温を高めようと働きます。 このように体温調節において、様々な生理的機能がバランスよく動員され恒常性維持を行っています。
体温について
ヒトの体は食べ物を代謝して運動などに必要なエネルギーを産生していますが、そのエネルギーの75%を 体温維持に使っています。運動をすると筋肉でエネルギーの産生が高まり、体温上昇を起こします。また食事後その消化吸収時に発熱を伴い、一過性体温が上昇します。
参照:生理 厚生労働省
体育大会中に、雨と寒さで低体温症
体調を崩した生徒たちが次々と担架で搬送された。2018年9月8日午後1時51分 参照:朝日新聞
体育大会(福岡市内 県立高校)
2018年9月8日 8時40分に開始
温度: 9時 22.5℃
12時 21.9℃
雨量: 9時40分~12時 5㎜ 詳細
服装:半袖半ズボン
想定内のことで搬送された。
気象台は最低気温は20度まで下がる見通しなので「体調管理を徹底してほしい」と注意を呼び掛けていた。
正午過ぎに生徒らが「寒い」「歩けない」などと訴え始め、保健室など室内に相次いで運ばれたという。
雨で濡れなければ衣服内は空気層もありやや快適な温度を維持されている。雨に濡れ熱伝導で体熱を奪われ体調を悪くし震えや呼吸の乱れなど低体温症につながったとみられます。
低体温症とは?
深部体温が35℃以下の状態
32~35℃を軽症、
28~32℃を中等症、意識が朦朧とする。
20~28℃を重症、20℃を下回ると死ぬこともある。
また、深部体温とは、体の表面や指などの体温とは異なり、体幹部で生命を維持している脳や臓器などの温度を指します。
体育大会も雨天中止か雨などで服がぬれた場合着替えていれば事故は起きませんでしたね。
気になる褐色脂肪細胞の寒冷刺激の温度って?
皆さんも興味を持っていると思います。
私も褐色脂肪細胞を寒冷刺激すると脂肪を熱に代謝することは確立されており、じゃー何度 ℃ から?と、気になり調べました。
・マウスの実験では4℃で活性化する
・ヒトでの実験は17℃で代謝が認められた
・寒中水泳は?
・マックスは???
ウェブ上で調べても見つかりません。
でも、雨の日21.9℃の中で体育大会を決行して事故はおきした。急激な温度変化で体温調節機能ができなかったことを意味します。
体育大会低体温症の教訓からも21.9℃は寒冷刺激の温度は参考になりますね。
体温調節で使うエネルギーは基礎代謝のエネルギーを使いますが調べても摂取した食べ物の摂取カロリーと運動量METsの消費カロリー計算のエビデンスだけです。
NHKの番組でも褐色脂肪細胞を紹介
NHKBS美と若さの新常識「体質改善ダイエット」
番組はアイスベルトで首の周りにある褐色脂肪細胞を寒冷刺激をしました。首の周りは普段露出しているので寒さにも馴れておりアイスベルトでした。
「背中クールタイ」は衣服内です。寒さも敏感、脊髄の周りを寒冷刺激します。
当然、メタポリックアナライザーで「背中クールタイ」を着け酸素消費量が増えるのを確認しました。
「背中クールタイ」は衣服内の温度を下げて寒冷刺激
衣服内温度 参照:東洋紡
衣服内は着衣量と空気層もあり快適な温度は32℃±1℃です。
「背中クールタイ」を着ける熱を放出
熱を煙突効果で放出する気流と体が動かした気流が発生します。すると体感温度が下がります。
熱を放出すると放射冷却現象も起きます。
寒冷刺激しないのと比較実験
「背中クールタイ」と褐色脂肪細胞が重なり前後の痩身差で比較してみました。
安静時デスクワークしながら2時間で痩身差を確認、2時間で20gです。
えっ?
信じられないので1週間が1ヶ月に、興味がわき約1年間続けました。痩身差は25℃位迄表れますので褐色脂肪細胞を寒冷刺激する温度になります。
20gは1年間で×365日=7300gです。着けるだけで7.3kg(被験者体重の1割)
脂肪を減らす運動の計算から消費カロリー計算
サイトに1ヶ月20g×30で600gで、0.6kgを記入して計算をクリックすると
「背中クールタイ」を1ヶ月着けるだけでMETs3の運動(運動強度)40分と同じ効果です。
4時間着けると比例します。
運動に「背中クールタイ」を30分着けるとMETs3の運動80分と同じ効果です。
このように褐色脂肪細胞を寒冷刺激するとすみやかに熱を産んでいることが体重差に表れます。
脂肪を減らす計算
参照:keisan サイト
寒冷刺激して免疫力は低下しないの?
お風呂上りに体が冷えると急速に免疫力が低下します。雨に濡れた体育大会の生徒も然り体温が1℃下がると免疫力は3割低下し1℃上がると5~6倍高まると言われています。
画像をご覧のように氷点下の中で水遊びして中にはオリンピック選手が出ているそうです。褐色脂肪細胞を寒冷刺激して中性脂肪を熱に代謝することで褐色脂肪細胞が活性化して増えるそうです。熱・産生を担うのはミトコンドリアで強さを引き出しているんですね。
日本でも寒稽古や寒行が行われてきたのは先人たちの生活の知恵ですね。
「背中クールタイ」は熱を放出しても体の仕組の範囲内ですので心配はありません。逆に私たちのエネルギーを作るミトコンドリアが増えて免疫力を高めてくれます。
こんな思いもあり厚労省主催の健康寿命を伸ばそう!アワードにもエントリーしました。
皆さんもったいない!
皆さんの褐色脂肪細胞を活かすのはあなたです。
寝かせておくのは罪❣(愛する人)
なぜって?
サプリメント飲み続けて効果ありますか?
「背中クールタイ」は着けると体の仕組で効果がでます。
まとめ
如何でしたか。衣服内の熱を放出して恒常性の体熱維持の仕組みを利用すると褐色脂肪細胞を寒冷刺激して中性脂肪を減らせます。「背中クールタイ」を着けると脂肪を燃やせる環境になるのです。
褐色脂肪細胞 寒冷刺激で検索すると最新情報がヒットします。
↓クリックすると京都大学の最新の論文がご覧になれます
内容は視床下部のマイクロRNA-33に注目して2匹のマウスで比較した論文です。残念ながらヒトでの体内の褐色脂肪細胞に関する論文はありません。あっても寒さを負荷し体重差の比較しての論文で17℃の部屋や震える寒さを感じさせた内容です。
褐色脂肪細胞およびベージュ脂肪細胞の制御機構と臨床的意義
https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2017.890917/data/index.html
参照:日本生化学会
体重を減らすのはこれだ!って。簡単にできる方法ってないものでしょうか?
そこで褐色脂肪細胞を寒冷刺激する方法は以前から言われていた寒中水泳や温冷シャワーなどです。
これからは私見もはいりますが、
褐色脂肪細胞のある部位から見ていきます。
寒い環境になると熱を産生して命を守るのが大前提ですよね。
・心臓の周り
心臓の機能が止まれば恒常性の体熱が維持できなくなりご臨終で冷たくなります。尽きるまで働きます。
・腎臓の周り
腎臓は体を正常な状態に保つ機能です。一日にろ過する血液の量は150ℓと言われています。体温に関する文献がありませんのでここからは私見です。
参照:深部体温の恒常性 KIKKEN
暑い季節と寒い季節の体温を表しています。下肢について血液は心臓から動脈で足の指先まで送られて静脈で戻り腎臓でろ過されます。この時に冷えた血液を温めるために腎臓の周りに褐色脂肪細胞があると推察します。
冬でも少し肌を見せた法が太りにくい肥満大国アメリカからの情報です。
参照:ホンマでっか!?
褐色脂肪細胞の働きが分かりますネ。内容は画像に
・腋の下
腋の下にも動静脈がありますので寒さを感じると温める機能があるのは想定できます。
冷たい環境にさらされると皮膚の血管特に手足の指先迄の熱を運ぶ血流から抑えられ体の熱が逃げていくのを防ぐ仕組みがあります。しもやけや凍傷になったりするのはそのせいかもしれませんね。
・首の周り
首の周りは頭と胴体に脳脊髄神経や動静脈がありますので褐色脂肪組織があるのは当然だと思います。が普段から露出しているので寒冷馴化しています。私の実験でも最初の比較実験では痩身差が今より多く出ていました。
・肩甲骨の周り
褐色脂肪細胞があるのは脊髄の周りです。
そして背中には肋間神経や動脈、静脈があり恒常性の体温調節機能が多くあります。
肩甲骨の周りにある褐色脂肪細胞を寒冷刺激する方法は「背中クールタイ」です。寒冷刺激する温度は何℃から?の文献はありません。が着けると酸素消費量が増えます。安静時に基礎代謝のエネルギーを使った比較実験でも2時間で体重差が出るのです。25℃迄でます。衣服内の快適温度は32℃±1℃です。ので寒い環境になるのは間違いありません。
デスクワークしながら約1年間の記録はこちらからご覧ください
褐色脂肪細胞を寒冷刺激する方法
体重を減らすのは「背中クールタイ」を着けるだけで褐色脂肪細胞を寒冷刺激します。日常の生活に痩せたい!太りたくない!と思ったらお着けください
サプリや置き換えダイエット関係なく自身の細胞のチカラで脂肪は落とせるのです。
こちらからお買い求めできます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
褐色脂肪細胞が寒冷刺激を受け中性脂肪熱に変えるエネルギー代謝はマウスなどで確立されております。
偶然に脊髄の周りにある褐色脂肪組織と「背中クールタイ」が重なり、同一運動をして比較実験をするとエネルギー代謝が痩身差で確認できるのです。
皆様も褐色脂肪細胞のある部位に活性化する環境を作れば学会に発表された論文の通り実感できると確信しております。
その研究を生かすべき人体実験で比較し続けており、安静時に2時間、運動・活動30分するだけで痩身差が20gも確認できます。
着けるだけでエネルギー代謝が始まるながらダイエット
目次
・ NHKの番組の発見!痩せる脂肪の極意?
・ 褐色脂肪細胞に関する参考論文資料
・ 褐色脂肪細胞を寒冷刺激して脂肪を分解する方法
・ まとめ
・NHKの番組の発見!痩せる脂肪の極意?
美と若さの新常識 どう増やす「褐色脂肪」?寒冷刺激実験 同じ内容の痩せるスポット首の周りを放送をしていました
痩せる脂肪の極意?の答えは首の周りをアイスバンドで2時間冷やして脂肪を体のヒーターにする内容でした。
放送された痩せる褐色脂肪細胞は肩甲骨の周りにもスポットがあり寒冷刺激が簡単にでき脂肪を体のヒーターに消費します。
着けると熱を逃がし始めます。放射冷却現象で温度を下がりますね。褐色脂肪細胞に寒冷刺激することでエネルギー代謝が始まり脂肪をヒーターに消費します。
・ 褐色脂肪細胞に関する参考論文資料
褐色脂肪細胞に関する学者の論文です。
体温調節の神経回路
ミトコンドリアに興味があり比較実験の最初のヒントは体温調節の神経回路でした。中村和弘教授参照(京都大学→名古屋大学)
ヒトを含めた哺乳動物(恒温動物)では、体温を一定に保つために、体内から環境中への熱の放散を調節し、必要な時には体内で積極的に熱を産生する。・・・
寒冷刺激の体温維持には熱産生遺伝子の高次構造変化が必須寒冷刺激で熱産生は急速に始まる。
交感神経の活性化から熱を産するために数分の速さで対応できる仕組みです。
東京大学先端科学技術研センターPDF
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/pressrelease/pdf/270507release_rcast.pdf
褐色脂肪細胞においてエネルギー消費を促す新たなメカニズムを発見
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2015/160219_2.html
京都大学・生理学研究所リリースより
脂肪細胞には、いわゆる皮下脂肪や内臓脂肪などの白色脂肪細胞用語1と、褐色脂肪細胞用語2の2種類が存在します。この2つの脂肪細胞は、同じ脂肪であるにも関わらず、まるで対照的な特徴を持っています。
白色脂肪細胞は細胞内に栄養を脂肪として貯蓄しますが、褐色脂肪細胞は脂肪を分解し、熱を産生することで体温の調節をします。特に寒い環境下では、交感神経用語3の活動が高まるにつれて褐色脂肪細胞が活性化し、体温が下がりすぎないよう熱を産生します。・・・
脂肪細胞の文化メカニズム
http://www.md.tsukuba.ac.jp/basic-med/biochem/gene/research3.html
近年、欧米諸国を中心に肥満が社会問題となっており、日本でも肥満者の割合が年々増えています。肥満は糖尿病や循環器疾患などをひき起こし、医療費の高騰にもつながるため、治療法の開発が早急な課題となっています。 我々の体内には大きく分けて2種類の脂肪細胞、すなわち白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があります。・・・
アメリカからの研究
「少し肌が見える方が太りにくい」
出典 https://www.youtube.com/watch?v=7Gdmz18ZpWQ ご覧ください。
オーストラリアからの研究
10分~15分寒さを我慢すると1時間のエキササイズと同じ効果!
シドニー大学ポール・リー先生
身体が震えるほどの寒さを経験すると身体中の筋肉からアイリスインというホルモンを分泌し、褐色脂肪細胞からFGF21というホルモンが分泌する。これらのホルモンが白色脂肪細胞(貯まる脂肪)に刺激して、脂肪燃焼作用のある褐色脂肪を作り出すのだそうです。
出典 http://www.cell.com/cell-metabolism/abstract/S1550-4131(14)00006-0
・ 褐色脂肪細胞を寒冷刺激して脂肪を分解する方法
ヒトは寒さから命を守るのに褐色脂肪細胞が寒い!と感じるとノルアドレナリンを分泌して脂肪を分解、脂肪酸が遊離されミトコンドリアが熱を産みます。
脂肪を分解する寒冷刺激する方法です。
寒中水泳、冷水シャワーなどありますが背中クールタイは衣服を着ながらでき皆様のお役に立つ健康グッズです。
・ まとめ
ながらダイエットのエビデンスは論文などで確立されたエネルギー代謝をする寒い環境を背中に作ることで恒常性の体熱維持を生かし褐色脂肪細胞を寒冷刺激して活性化することで成し得ます。
着けると脂肪の消費が始まる痩せるインナー夏は冷房の部屋で喜ばれています
お好きなところでお買い求めできます。
最後までご覧いただき有難うございました。
褐色脂肪細胞は寒い環境下活性化して脂肪燃焼することは確立されています。この仕組を活用した新たなダイエットとは?
サプリメントは要らない!体の仕組で効果がでるダイエット。
目次
1. 肥脂肪はなかなか減らな~い!
2. 脂肪燃焼のメカニズム
3. 脂肪燃焼のメカニズムの最重要点
4. 脂肪燃焼のメカニズムを生かしたダイエットとは
5. 消費されるエネルギーには優勢順位がある
6. 健康ダイエットは体の仕組みで
1. 肥満脂肪はなかなか減らな~い!
貯まって喜ぶのはお金ですが消えるのも早い。ところが、貯まった脂肪はなかなか減りません。ネット上でダイエット情報は氾濫していますよネ。いろいろ試したけど効果がでない!置き換えダイエットで成功したと思ったら脂肪肝になった人もいます。もともと、貯める脂肪は飢餓に備えてエネルギーとして貯めるものですので簡単には減りません。クマも冬眠の前に食い込んで脂肪に蓄えて冬を越すスエネルギー源にします。
脂肪を分解するメカニズムがわかっていても
運動は :簡単には減らない!
寒い環境は :寒い!冷たい!
空腹は :続かない!リベンジが怖い!
簡単にできますので皆さん褐色脂肪細胞を活性化してください。
ここでは新登場の肩甲骨の周りにある褐色脂肪細胞を寒冷刺激をする「背中クールタイ」
背中と襟元に空気を出入りさせるだけです。熱を逃がすと放射冷却現象で温度が下がります。あとは恒常性の維持で脂肪燃焼メカニズム通り脂肪を体のヒーターに消費してくれます。
簡単!着けるだけ!体の仕組みですので安心!しかも安価で何回も使えるので経済的である。
脂肪を分解する「新習慣」でいつでもダイエットが出来る。ついつい食べ過ぎても簡単に「脂肪を減らす」ことが出来れば生活習慣病対策にも役に立ちます。
2. 体の仕組みを理解すると 脂肪燃焼のメカニズムが見える
ヒトは生命を守るのに常に一定に体温を保とうとする働きがあり維持されている。
そう、恒常性の体温調節です。
体の仕組みで
暑いと発汗・放熱して体幹温度約37℃を維持する。
寒いと体熱を作るのがどの熱エネルギーを使用するがあまり知られていない。
この熱を作る環境にするだけで脂肪が分解されダイエットが出来る。さらに運動に取り入れることで有酸素運動を上回ることになる。エクササイズよいもカロリー消費が多いのは海外から報告されている。
基礎代謝も冬の方が夏より約1割多いと言われるのは体温調節で脂肪を分解して熱エネルギーに使用して体温を維持するのです。
これを取り入れたおもしろい実験を紹介しましょう。
衣服内は快適温度で1年通して維持されている。意図的に寒さを感じる細胞のある部位を寒い環境にすると熱に消費されるのである。冬モードにして2時間の比較実験で痩身差が表れる。体の仕組みは正直です。
何もし無くても使われる基礎代謝エネルギーを体温調節で使い、2時間で痩身差20gは1年間×365日で7300g、被験者7.3㎏は体重の約1割に相当する。皆さんも同じ比較実験をすればこれに近い結果が期待できます。
皆さんも背中に寒い環境を作ると簡単に褐色脂肪細胞を活性化出来ることになりますね。
3. 脂肪燃焼のメカニズムの最重要点を見てみましょう。
鶏肉にも赤い胸肉と白いもも肉があるように人にも異種の脂肪細胞がありそれぞれの役割をしてくれてます。
・褐色脂肪細胞・・・白色脂肪細胞を分解して取り込み体のヒーターに消費する担うのは褐色脂肪細胞内に多く含まれているミトコンドリアだ。
褐色脂肪細胞のある部位は、首の周り、脊髄の周り、わきの下、腎臓の勝り、心臓の周りに存在している。体幹温度を守るのに血液の流れる関所に当たり生命を守ってくれる。
・白色脂肪細胞・・・余った脂肪を貯めこんだポチャポチャ脂肪だ。
脂肪燃焼のメカニズム、寒い環境時において脳が命令をだす。
寒さを感じると交感神経が早速体を温める命令を出し「ノルアドレナリンを分泌」して「ホルモン感受性リパーゼ」が脂肪を分解する。分解された遊離脂肪酸は「ミトコンドリア」によって熱が生まれる。
熱・産生を繰り返すことでミトコンドリアの増加と褐色脂肪細胞の増床をもたらす。
4. 脂肪燃焼のメカニズムを生かしたダイエットとは
有酸素運動を上回るのは使用するエネルギーが違うから! と言ってもピンとこないでしょう。
1日のエネルギー消費量から見ていきます。
私たちは、何もしていない安静時でもエネルギーを消費している。これが基礎代謝で60%~70%消費しています。
身体活動量で20%~30%、食事誘発体熱産生で10%~20%消費して生きています。
有酸素運動を上回るのは使用するエネルギーが違うから! というのは
有酸素運動をはじめ運動・活動で使用されるエネルギーは身体活動量のエネルギーを使用します。このエネルギーは摂取した食べ物からですのでなかなか脂肪は減らないのです。体の仕組みは持続しようと考えている。
寒い環境では体温調節で使用されるエネルギーは基礎代謝のエネルギーを使用します。貯えられた脂肪を分解して消費されるので即減るのです。
脂肪燃焼のメカニズムを生かしたダイエットとは まさに寒い環境を取り入れることです。有酸素運動ばかりでなく、ウォーキング、エクササイズ、買い物、デスクワーク、日常の活動時に背中に着けて30分熱を逃がすだけです。
褐色脂肪細胞を寒冷刺激すると方法は寒中水泳、冷水シャワーなどですが衣服を着ながら空気を出し入れするだけでできるのが魅力です。
5. 消費されるエネルギーには優勢順位がある
有酸素運動を上回るのは使用するエネルギーを分かりやすく見ていきましょう。
有酸素運動で最初に消費されるエネルギーは「グリコーゲン(糖分)」で炭水化物です。糖分が不足して脂肪から分解された遊離脂肪酸が使われる。開始後20分後過ぎから脂肪の分解が活発になるので「脂肪がなかなか減らない」のがお判りでしょう。無理に心拍数を多くしても寿命を縮めるだけです。哺乳類の寿命は15億回です。
一方、有酸素運動を上回るのは寒さを感じさせ「寒い環境」にすると基礎代謝のエネルギーを使用して脂肪を分解した遊離脂肪酸を使用するから「脂肪はすぐに減る」。
有酸素運動を上回るエネルギーを効率よくするために運動を開始して体が温まり体温調節の発汗モードになる迄である。 休んで体を冷ましてから再開しても効果は出る。
6. 健康ダイエットは体の仕組みで
脂肪燃焼メカニズムを生かした健康ダイエットです。
運動:運動に寒さを負荷して1年通してできる。
寒い環境:日常の活動に寒さを負荷して出来る。
空腹:運動する前の食事は炭水化物を取らない。
褐色脂肪細胞を寒冷刺激をするダイエット商品はどこにも存在してません。あなたの背中に寒さを負荷するだけです。余分な脂肪は体の仕組みで落としてくれます。
恒常性の体温調節で
体は暑いと汗を掻きます。
寒い環境にすれば脂肪をヒーターにしてくれます。
運動・活動時の有効な使い方
・開始から着けて下さい。
・発汗しても熱を逃がし冷ますのでお使いください。
・夏場はエアコンの下で出来ます・
・デスクワークでは2時間を推奨します。
・カラオケタイムに着けると痩せます。
・安静時での長時間はお薦めしておりません。
・体調がすぐれない時は使用を中止してください。
背中の温熱環境で恒常性の体温調節を応用したミトコンドリアは体に良いことが期待できます。
こちらからお買い求めできます。
最後までご覧いただき有難うございました。
灯台もと暗し? 背中にある褐色脂肪組織で痩せる方法を発見!
肥満が原因で引き起こす生活習慣病。脂肪を減らすのに大学や研究機関ではマウスの実験で脂肪燃焼のメカニズムは確立されています。人体での実験でも室温17℃で体脂肪を比較して寒冷刺激受けた人は体脂肪が減少しているのも発表されています。何れも寒さによる代謝(脂肪を熱に)は基礎代謝のエネルギーを使っての結果です。
そこで汗対策で考案した「背中クールタイ」と脊髄の周りに褐色脂肪細胞あり偶然に重なることから、もしかして「灯台もと暗し?」との思いで同一運動をして比較実験を試みたのです。運動後に痩身差を確認した時には目から鱗でした。
目次
1, どうして体脂肪が減ったか?
2, 灯台もと暗し?
3, まとめ
1, どうして体脂肪が減ったか?
哺乳動物の脂肪細胞には2つの異種の白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があります。中性脂肪としてエネルギーを貯え、不足時に分解してエネルギーに変えます。逆に褐色脂肪細胞は脂肪を分解して熱を産み(代謝)ます。ヒトは寒い環境になれば常に体温を一定に維持する仕組みがあり脂肪を熱に消費する(代謝)ことで体脂肪が減るのです。
2, 灯台もと暗し
マウスの実験で脂肪燃焼のメカニズムは確立されています。が、ヒトでの褐色脂肪細胞を寒冷刺激した実験が日本ではあまりありません。また運動によりMETsが高ければ高いほど消費カロリーが多い研究もありますが使うエネルギーは体の仕組で運動に使われる身体活動量のエネルギーで優先的に使いますがエネルギー不足時の代謝で使う基礎代謝のエネルギーの研究もありません。
背中インナー「背中クールタイ」は衣服内の温度を変えます。熱を煙突効果で逃がすと放射冷却で温度を下げる。ふいご作用を助長するなどの現象が起きます。これが引き金になり体のホメオスタシス恒常性の体熱維持を介して体脂肪を減らすのです。
「背中クールタイ」と脊髄の周りに褐色脂肪細胞と重なることから、もしかして「灯台もと暗し?」で発見されたのです。だれが引き寄せたのかはわかりません。
基礎代謝の比較実験をご覧ください。
安静時に2時間基礎代謝の比較実験です。背中インナーで褐色脂肪細胞を寒冷刺激する(青い線)。寒冷刺激しない(黄色い線)の痩身差が出ますね。20gもです。室温20℃前後の部屋でもです。消費カロリー計算をすると有酸素運動、40分に匹敵します。世の中にサプリメントがありますが2時間でこれほどの効果が出るものがあるのでしょうか。
2時間の比較を1年間に拡張した事例で見れば、基礎代謝は夏より冬の方が多いと言われているように。寒いと体温調節で脂肪を体のヒーターに消費されるのは的を得ています。中には運動不足と食べ過ぎで太る人もいますが。
基礎代謝のエネルギーを使えばダイエットは簡単にできます。クマさんもエネルギーを貯め込み冬眠中は何もしなくても使う基礎代謝のエネルギーで過ごします。円グラフにあるようにキツイ運動しても使うのは身体活動量のエネルギーを使いますので中性脂肪はすぐには減らないということです。
3, まとめ
既成概念にとらわれず衣服内の気候を変えたらいろいろな効果が発見されまました。体の仕組で体脂肪が減らせます。家の中でボーっとしていてもひと工夫で背中インナー「背中クールタイ」を着けるとダイエットが出来ます。運動も健康のためにはもちろん大切です。中性脂肪を減らしたい人は、背中インナーを着けると最初から脂肪を消費しますのでw効果です。
こちらからお買い求めできます。
最後までご覧いただき有難うございました。