日常の生活に ある負荷?をかけると健康寿命が伸ばせる?
「ある負荷」とは?
日本では寒稽古や、水行で祈願や心身の鍛練のため、水を浴びて身を清めています。北洋やシベリヤでも寒中水泳など寒さを負荷して強さを引き出していますね。今回の「ある負荷」とは?についてです。
無理しないでできます。
自分の健康は 自分で守る! 今回の「ある負荷」とは背中に“寒さ”を負荷して強さを引き出します。
目次
1、日常の生活に負荷をかける
2、背中にある褐色脂肪細胞
3、まとめ
1、日常の生活に負荷をかける
体の仕組と衣服内に起きる不思議な現象です。「背中クールタイ」を着けると背中の肌と衣服の間の熱を逃がしてあげます。すると温度が下がりヒヤッとしますね。交感神経が“寒さを感じる”と体は常に体幹温度を維持しようと中性脂肪を熱に(代謝)変えます。この代謝をミトコンドリアが担い繰り返すことで褐色脂肪細胞の中に多くいるミトコンドリアが増えていき褐色脂肪細胞も活性化されます。寒中稽古や水行、寒中水泳など強さを引き出していたのですが衣服を着ながら簡単にできるところがおススメです。
日常の生活に30分~60分、安静時に120分着けるだけで中性脂肪の減り方が違います。多いということは代謝(脂肪を熱に)も多いということにつながりますね。
私たちは摂取した食べ物を1日のエネルギーとして消費します。消費量の割合は何もしないで生きていくために使う基礎代謝のエネルギーと食事誘発体熱産生、運動・活動で使う身体活動量のエネルギーに使われます。がエネルギーには体の仕組で使う順番が決められています。
有酸素運動や活動で使うエネルギーは身体活動量のエネルギーで優先的に摂取したグリコーゲン(糖質)が使われます。中性脂肪を分解して使われるのは運動開始後少し経過してからになります。“寒さ”を負荷すると基礎代謝のエネルギーを使います。体温調節で使われますので最初から体熱を作るために中性脂肪を分解して使います。この差がおおきいのです。


