このところの私は、イネ科の植物にかなりの執着
先日行った仙台では、わたし好みのイネ科植物があちこと。
。
高速道路の脇に
空き地や河原
道端のあちこちに
それらは束になってまっすぐと
他の場所ではばらばら気ままに
河原では見事な群生で、まっすぐに誇り高く存在し
私の心をわしづかみにする。
、
人気のないところで、私は車を降り
それらの植物に直接手を触れると
乾燥した穂先は未来の 箒 のように
かたくてざらざらしていました。
しぶいわ まったく
、
私が見たかった風景は こんなの
ありふれ過ぎて見向きもされない こんなの
好きな人にはたまらない こんなの
スコップもって根元から掘り出し、私は持って帰りたい
誰かに通報される
、
空き地に生えているこのイネ科植物を
スコップもって根元から掘り出し、私は持って帰りたい
「あぶない人」だと、通行人に避けられる
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アシなのかヨシなのかの区別もつかない私の妄想
植物になった気持ちになって
かき分け入って行ったら
どんなに気分がよかろうかしら
、