6日間の作品展、無事終了しました。
寒い中足を運んでくださり、ありがとうございました。
来てくださった方達が、とても丁寧に見てくれるので
ほんとうにうれしい。(じーん)
皆様とお話しできて楽しかったです。
搬出を終えて、がらんとした空間を眺めるのは
とてもいい気分です。
はやしさんの白い壁には
数えきれないくらいの、小さな小さな穴でいっぱいです。
画鋲やピンであけられたそれらは
プライスを止めるため
作品を飾るため
棚をつけるため
その時はどれもが必要であって
6日間の時間が過ぎて
その必要がなくなっても
そのピンの後だけは残り
ピンの後だけ残って
次の人はほんの少しそのピンの後を気にしながら
新しい必要のピンを打ち
プライスが、作品が、棚が落ちないように
強く強くピンを打ち
そして6日間が終わると
必要とされなくなった証の小さな穴が増え続ける。
どこかで見たことあるような
宇宙みたいな小さな穴を
私はとってもきれいだと思い
いとおしいとさえ思い
いつまでも眺めていたいと思い
必要とされなくなった小さな点が
すべて 過ぎたこと
って
恨むでもなく、悲しむでもなく
存在していることが
もう なんて言ったらいいのか
わかんないんです。
この2日間後片付けで、くたくたしてますが
今日はゆっくり眠って、明日からまたいつものわたしに戻ります。