赤玉パンチで年越し。

2007年12月31日 | 思う

年末に飲むワインを買ってきました。

サントリー赤玉。

はい。あの「男には飲ませるな」の甘いワイン。

価格は愛おしいくらいリーズナブル。

実際 私飲んだことはないのですが、Dscf0003

びんのデザインがあまりにいいのでつい。

ほとんどCDのジャケ買いに近い感覚。

ですがつくづく思います。

無駄のないデザインってほんとに古びない。

配色もかっこいい。

今晩はこれを飲みながら

少し感傷的すぎた2007年にバイバイ。


many many thanks!

2007年12月29日 | 思う

今年はとても早い一年でした。

個展に始まり個展で終わった。

そんな感じ。

ステンドグラスをはじめて来年の3月でまる4年。

もうすぐ5年目に入ります。

ステンドグラスを始めてすぐ

私はこれが自分の全てになる気がした。

初めにに私がしたことは

私の「椅子」を探すこと。

それはチャーチチェァ。

教会で使う十字の彫ったもの。

実際に使われていて誰かがその椅子に

ささやかな願いを祈ったであろう椅子に私は座りたかった。

どんな年代のものでも

キズだらけでも

そんなのどうでもよくって。

札幌中のアンティークショップを歩いてまわり

ギブソンガールさんに探してもらって東京から取り寄せてくれた。

ギブソンさんとのお付き合いはその時から。

毎日をきちんと

毎日をふつうに過ごす事の大変さ。

カーブや変化球を投げられても

私は上手く受け止められない。

生きていくのは苦しいことがたくさん。

それでも そのチャーチチェアに

そこに座って私はステンドグラスをつくりたかった。

そして祈るような気持ちで

一枚のガラスを向き合う。

ひとつのランプと向き合う。

1000年前のガラス職人の仕事をイメージする。

今でもガラスをつくってくれる人がいる。

伝えてくれた人たちがいる。

そのことに私は深い感謝の気持ちで胸が一杯になる。

すべては私の救いであったと思う。

私は「もの」をつくる人たちが大好きで。

それはステンドグラスに限らず 

木、金属、布、料理、音楽、詩、お芝居、小説 あらゆるものを

つくっている人たち

表現している人たちに

深い尊敬を感じる。

そしてその人達が大好き。

男も女も関係ない。

それがたとえ未熟であろうとも。

ずいぶんと遅くに始めたステンドグラス

この4年間 いいものも 悪いものも

わけも分からず全部手にして口に入れてきた。

いろんなものを探して探して。

それでも

この4年で確信したことは

探せば見つかる。

助けてくれる人が必ずいる。

耳を傾けてくれる人が必ずいる。

本当にどんなに沢山の人たちに自分が支えられてきたか。

今まで私のランプを買ってくれた方々

見てくださった方々

DMを拾ってくれた方々

暖かなメールや 励ましのお手紙をくださった方々

HPやブログで紹介して下さった方々

TVやラジオで取り上げてくださったスタッフの皆様

本当にありがとうございました。

5年目になる来年は

こんな私でも少しは学習いたしました。

今度は何でも手にせず、口にせず

ひとつひとつのガラスと向き合って

本当に私に似合ったもので

私のステンドグラスを

ひとつのランプやパネルを

大切につくっていきたいと思います。

2008年がもう目の前。

心から皆様に

やさしさと

めぐみと

安心して休める場所がありますようにと

お祈りいたします。

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many many thanks!


今年の庭。

2007年12月27日 | 日々

ほとんど手入れできなかった今年の庭。

買っておいた肥料。

結局 買ったままの状態で雪が積もっちゃった。

大切なモクレン。

あんたに肥料あげれなかった。

今年は花が付かなくてとても残念。

今度はきちんと冬が来る前にたっぷりあげようと、

そう思ったんだけど。

モクレンの花の終わりが見たいのに。

おまけに水を入れっぱなしにしてたら、

ひどく冷え込んだ日に

水が凍って割れてしまったスイレン鉢。

気に入っていたのに・・。

冬囲いもできず

アジサイの終わった花も切ってあげられず、

バラの花は全部実になって。

ごめんね。


ジプシー。

2007年12月21日 | 放浪・漂流

今月は家から出られない~

と嘆いておりましたが、放浪しています。

やはり。血が騒ぎます。

ジプシー気質。

昨日は白石の「ギブソンガールアンティックス」に寄って

工藤さんとおしゃべり。

来週の水曜日インソムニアでお茶の約束。

それから 車で円山へ。

「佐々木 徹」さんの回顧展を観に・・。

先々週も行ったのですが場所がわからず

今日も結局わからなかった。

佐々木徹さんと初めてお会いしたのは2年前。

美唄のアルテピアッツアで。

古い建物の窓にもくもくと何かを貼っている人がいる。

ステンドグラスの光に見えた。

思わず走っていってみると

フィルムのようなものにカラフルな写真?絵?コラージュ?

もくもくと

もくもくと

そりやぁもくもくと

セロテープでフィルムのようなものを

(たぶんパソコンで打ち出した画像・・)貼っている。

私はこういうのに弱い。

もくもくと。もくもくと。もくもくと。

作業をする姿。

ほんの少しは佐々木さんとお話しできたけど。

佐々木さんの近くには日めくりカレンダーがあって

そこにメッセージを書いてくれた人に、

誕生日カードを送ってくれるというもの。

当然 私 書かせていただきました。

次の年、私の誕生日より少し遅れて葉書をいただいて。

遅れたことにたいして丁寧にお詫びの言葉も添えてくださった。

私は今回の個展で

本当に恥ずかしいくらい図々しいと思いながらDMを出した。

でも

佐々木さんは今年の春に既に天国へ帰っていたらしい。

それを個展の会期中に知って。。。。

もう

佐々木さんの新作を観ることができない。

もちろんお会いすることも。

それでも

いつか会える。

いつか会える。

佐々木さんの回顧展は2度も観ることができなかったのは

たぶん理由があるんだと帰ってきました。

きっと またいつか 佐々木さんの作品と会えると思う。

天国でも思う存分 佐々木さんが制作できますようにと。

お祈りいたします。


わたし 天国にお友達がいっぱいいるの。

2007年12月17日 | 思う

「わたし 天国にお友達がいっぱいいるの」

と彼女。

昨日 久しぶりに訪ねたお店の女性と

いつものようにたわいもない話から。

「もうこの世に存在しない人と

気持ちがつながる瞬間ってほんとにあるよね」

なんて話していたときの事。

彼女はJAZZを聴いているとき。

私はガラスを眺めているとき あるいは模写で。

「わたし 天国にお友達がいっぱいいるの」

なんていい言葉なんだろう。

彼女と私の感じる瞬間は違うけれど

同じ。

どこも違わない。

イメージできるかできないか。

ここ何ヶ月、もしかしたら何年間も

私を縛り付けていたものから

少しだけ解放された気がした。


バラのそばに。

2007年12月14日 | 日々

昨日の夜中 姉のとこのワンちゃんが

天国へ帰ったってメールが届く。

姉に抱きかかえられて帰っていったって。

そうして とうに亡くなった私たちの父が植えたバラのそばに、

埋めたんだよって。

今朝は大雪。

雪が降る前に土の中に帰る。

そうして真綿のような雪が土を覆って暖めて。

動物はちゃんと時期を知っている。