銀二の遠吠え

うちには3匹の猫がいます。

 

長男の銀二は、去年あたりから目に見えて老化が進んでいます。

 

歩く姿はヨボヨボしてるし、

寝ている事が多くなった。

 

認知症状のようなものも出始めて

何もない所で、何かが見えてるみたいに

おぉーん おぉーん となくのです。

せつない せつない となくのです。

(のように聞こえる)

カラスの歌みたい。

 

まぁ、不満だらけの時も おぉーん

となくんだけどね。

 

眠る時は私の隣にべったりと。

しょっちゅうお腹がすくらしく、

ベッドの隣には銀二用の

お夜食セットを用意してます。

 

ベッドに登れなくなった銀二に、

階段をアマゾンさんでポチッと購入。

 

今は銀二のわがままを、95%尊重。

甘やかしているんです。

もともとが王様気質なので、やや大変。

 

でもね。

銀二は きなこやクロにゃんが

スイスイ階段を駆け上がったり、

高い所に登って、下界を見ながら

一休みしたり 。

 

そんな様子を見て、おっと俺様も！

と前足出すんですが、ふと我に返るんです。

 

そして ぺたんと床に座って二人の猫を

眺めてる。羨ましそうにしない。

今の自分もそれなりに気に入ってるみたい。

 

偉いなぁ。銀二。