毎日必ず 電気窯 のスイッチを入れます。
カーテンを開けるような習慣になっています。
一度に2台の 窯 のスイッチを入れると
ブレーカーが落ちてしまうので、
順番にスイッチを入れるんです。
小さな窯なので一日に焼ける数はそう多くありません。
ですから たくさんの色数と量を焼き上げるのには
かなりの日数を必要とします。
たまったガラス玉はこんな感じです ↓
これから色別に仕分けです。
透けるガラス玉、透けないガラス玉いろいろです。
一見 黒っぽく見えるガラス玉も
光を当てると、深いグリーンやパープルだったり
またまた怪しげな レッド だったりします。
ですからわかりづらいものは透写板の上に置いて
色を確認してから仕分けします。
こんな風に 光を当てて、初めて姿を現すような
そういう色は 寡黙 であるのに 力 があって
わたしの 手 が止まってしまう瞬間です。
心を動かすのは いつもこんなふうに 静か だって
そんなことを考えます。
、
わたしの 色 への愛情はつきません。
、
どんな 色 も
その 色 こそが
その 色 にしかなれない事が
ほんとうに きれいなんです。
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