もうすぐ広島へ

2012年03月29日 | 制作

今 制作中のランプです。

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広島にお住まいの方からのご注文です。

4月にオープンする美容室の照明として制作させていただきました。

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あと数日手元に置いて最終チェック

よく考えてから仕上げをしたいと思っています。

ですから、よく光が当たるように

お天気な日が続きますように。



たとえばusedの靴

2012年03月19日 | 思う

ここ何日か、あちらこちらと彷徨って

やたら目について気になる USED のもの

特に「靴」のような非常に個人的な

癖の強い USED のものは

立ち止まらずにいられない

靴の減った感じ

皺のつきかた

色落ちの部分

もうこれは 

       裸でしょう 

       裸ですよね

       裸みたい

そんな風に眺めている

洋服なら、肘のあたりの皺の感じ

ジーンズなら 関節部分の個人情報

ほんとうに生々しい

新品ばかりが並んでいる様子も

それはそれでとっても魅力的ですが

当たり前のように USED の物たちが

お行儀よく 店頭に並んでいる

隣に並んでいる 靴 と

その隣に並んでいる 靴 の(もと)持ち主は

その靴を履いているときは

出会うことは(たぶん)なかった

だけど

「過去」になってしまった靴が

「今」になってやっぱり靴のまま

同じ時間を生きていて

同じ場所や空間を共有している不思議

今 は 過去 

過去 は 今


細胞のような

2012年03月05日 | 制作

ガラスを選んでいたら

ちょうどよい具合に光が入ってきたので

ガラスを傾けて、その影をみてみると

細胞のようなその影は、どこかで見た感じ

。。

「あぁ あれだ あれだ!」と膝をポンとたたいて

数年前、カエルヤ珈琲店スタッフのさなぎちゃんから

「おもしろいもの見つけたからマキちゃんにあげる」

いくつになっても「ちゃん」づけで呼び合う

と言ってもらった、ガラスネガを取り出してみる

ここに写っているのは何かの細胞らしく

昔の生きていた

細胞と一緒に入っていた男性の写真は

まぁ その当時の言葉で言いますと

男前 ってことになるのかしら。

ここでもやっぱり、ガラス同士重ねてみる 

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深いブルーのガラスの影と

古い(1934年)のガラスのネガが

リンク

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この細胞ネガが入っていた「箱」

しびれるほどかっこいいんです。

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