先週 お別れの式に出るために
日帰りで稚内に行ってきました。
車中から見る景色を、
私は5時間飽きることなく眺めていました。
札幌から北に向かう植物の変化って
本当に飽きることなんてないんです。
昔 見慣れすぎ、やかましく思えた「クマザサ」は
今年はところどころに枯れていて
クマザサの緑と、枯れた葉の薄い紫色は
とてもせつなくきれいでした。
クマザサって数十年に一度枯れるらしいって
初めて知ったんですけれど
その数十年に一度は、今年なのでしょうか。
北に向かうと植物たちは高さを抑え
日本海の強い風が吹きつく土地には
雪で折れて、風で倒れて、寒さで成長を遅くするしかない
そんな植物たちが、それでもたくましく生きていた。
どの植物も、その土地で
その土地のように
生きていました。
おびただしいほどのイタドリや
しなやかなイネ科の植物を
今の私は愛情を持って眺めている。
、
サロベツ原野にはエゾカンゾウが咲いていて、
原野の中に咲くオレンジ色の花たちと
どんよりした灰色がかった空は、
海との境界線もあいまいで
天国って こんなとこかしら と話は今日の話題に切り替わります。
今日見た札幌のイネ科の植物は、
穂をつけたものが多くて、風に揺られてきれいでした。
久しぶりに3日続けて(真面目)にブログ書きましたが、
・カーナビカナコさん
・猫ピッチャー
・クマザサ枯れる
と、どこにも共通点が見られない
揺れまくった話題ですみません。