語り手は死後の世界の三途の川辺りと現世を行き来出来る能力を持っている、
本人が自覚しているかどうかは微妙。
『すると一点の方向から光が舞い降りた
私は無我夢中で駆けだした』
私は無我夢中で駆けだした』
これが死後の世界と現世を行き来できる道。
『男の人が私の横を通って道の先に進んでいってまった
やだわ。
やだわ。
今にも死にそうな顔をしていたわ』
『夏に捕まってもうそろそろ死刑になってるはずよね?』
その犯人が死刑執行されて、
今、三途の川から、夜摩天界へ向かい、
閻魔大王の判決を受けようとしている。