たこ焼きには目がない俺は、早速行ってみることにする。
そのお店に入ると、店そのものは小汚く、現時点で俺以外の客はいない。
本当に美味しいのだろうか?
これで本当に美味しければ、隠れた名店と言えるだろう。
まずは1パック注文してみる。
出されたたこ焼きにパクリとかじりついてみるが、
なにこれ?
微妙にタコっぽい物は入っているのだけれど、
1パック食べてみても、タコは入っていなかった。
これじゃ詐欺みたいなもんだ。
俺は、おやじに強めに言う。
俺「おやじ!大きいタコ入りたこ焼きを謳っておいて、1個もタコが入っていなかったぞ!これはどういうことなんだ?」
おやじ「お客さん、それは大きな誤解ですよ。」