気がつくと俺は少し広い部屋の中に倒れていた。どうやら俺意外にも一人いたようだ。俺もその人も体に鉄製の箱が付いていた。いや、付いていたというより着ていたという感じだろう箱から出ているのは四肢と顔だけだった。
そして、部屋の天井にあるスピーカーから声が聞こえた。
「皆さんこんにちわ!ご機嫌如何ですか? とまあそんな話は置いといて、あなたたちにはこれから殺し合いをしてもらいます!そして生き残った方が帰れます!その箱の中にはチェーンソーと止血剤が入っています。ルールは簡単!自分と相手で先行、後行、を決めます!そして右手、左手、右脚、左足、どれかを私に言います。そしたら私が中にあるソーで切りまーす!ターンは10ターン制でお互いパスをし続ければお互い仲よく脱出できま〜す!質問はありますか?」
俺は聞いた。
「チェーンソーの切れ味は?」
「ちょっと血で錆びちゃってるんで切られるとたぶん死ぬほど痛いでーすw」
続けて相手も聞いた。
「あなたに切る宣言をした時基準は一人一人の声ですか?」
「いえ、面倒くさいんで基準は人の声でーすw じゃあ質問は終わり!頑張って殺しあってね〜w」