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《解説編》意味がわかると怖い話2862 「心霊スポット」

2019年06月02日 19時01分08秒 | 意味がわかると怖いコピペ
まず会話文だけを抜き出すと、 「あ~……これが噂の……」 「かなり荒らされてるわね……落書きも酷いし」 「流石にこれは無いわね」 「確かに……」 「無いわね、これは」 「ハァ……」 「まあ良いわ……帰りましょ」 「やっぱり、噂は所詮噂なのよ。あ~あ、来なきゃ良かったこんな場所」 「来年は違う人でも誘って」 「悪かったわね、もう誘わないわよ。ふんっ」 これらの頭文字を縦に読むと「あかさたなはまやらわ」となる。 
次に、地の文(状況)を整理すると 私は親友と二人で心霊スポットに来た ↓ しかし、そこには先客がいた ↓ 院内を一周する ↓ しかし、不思議な事はおろか物音一つなかった ↓ 不満を洩らす ↓ 親友が怒る
今回のポイントは最初、先客がいたという点である。 廃病院はかなり音が響くはずだが、 院内を一周しても『物音一つない』というのは明らかに不自然である。 つまり、聞こえるはずの音が聞こえなかったという事である 。
最後の一つ、それは会話の中に潜んでいる。 『流石にこれは無いわね』 との言葉に、 『確かに……』 『無いわね、これは』 と受けている。 一見、普通の会話のようだが、 語り手は親友と“二人”で来ている。 しかし、『流石に~』という言葉に対して『確かに……』と『無いわね、これは』という返事があります。つまり、この場には三人いる事になる。 
つまり、返事をした内の一人は、この廃病院に取り憑く地縛霊?

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