歴代1位の佐々木信也は現役生活4年とはいえ、
我々年代にはプロ野球ニュースのキャスターとしてお馴染み。
近本が並んだ源田壮亮は攻撃重視守備軽視の埼玉西武の中ではめずらしい
俊足攻守の名ショート。
これまでセ・リーグ記録を持っていた長嶋茂雄は、
我々虎ファンには馴染み薄いけど、
悪徳ジャイの間では、一種宗教的なカリスマ性を持つらしい。
で次に近本が狙う「新人最多安打記録歴代2位160本」笠原和夫、
に関しては、きっどさんも初めてお名前を知った選手。
記録を達成した1948年は1リーグ時代、
さらには正真正銘の戦後の混乱期であった。
この年の順位表。
優勝南海ホークス
2位読売ジャイアンツ
3位大阪タイガース
4位阪急ブレーブス
5位急映フライヤーズ
6位大陽ロビンス
7位金星スターズ
8位中日ドラゴンズ
急映フライヤーズは東映フライヤーズに戻って、現在の北海道日本ハムに繋がる、
けど、大陽ロビンスは名前から言って松竹ロビンスになるのかな?
(合併を繰り返し、現在の横浜DeNAへ)
金星スターズ??金星スターズ???
(大映スターズ→大毎オリオンズ→→千葉ロッテかな?)
なんて球団が混じってるし、
昭和23年、まだ復員が残る社会状況だし、
8月に初めてナイターが始まったくらいだし、
正直、まともなプロ野球記録に入れて良いのか?
の怪しい黎明期だし、
ややこしいので、ここは「令和のちかえもん」近本が更新しておこう。
笠原和夫は奇しくも佐々木信也が不滅の
「新人最多安打記録180本」を記録した年の
高橋ユニオンズの監督でもある。
つまり、笠原和夫監督がルーキー佐々木信也を全試合フルイニング出場させなければ、
自らの「新人最多安打記録歴代2位160本」が歴代1位記録だったんですな。
まあ当時は、それが昭和ー平成ー令和になっても、世紀を越えても君臨するとは夢にも思ってなかったであろうけど。