意味がわかると怖い話2967 「犬」 2020年01月03日 10時39分14秒 | 意味がわかると怖いコピペ 声が聞こえなくなったので、閉じていた目を開いた。やはり、全て終わっていた。一面、血の海だ。「やっと、自由だね」「わん!」私たちを虐げてきた報いよ。「どうだった?この子の牙」と、転がる骸に言葉をかけた。「わん!わん!」誉めて、と上目遣いで見つめる瞳がいたたまれない。「もう、いいんだよ、大丈夫だよ」私は抱き締めながら、首元に顔を埋めて涙を流した。そんな私を優しく抱き締める腕が、まだ言葉がなくとも温かかった。にほんブログ村 #意味がわかると怖い話 #意味がわかると怖い話解説 #意味怖 « 生駒聖天宝山寺の参道からの夜景 | トップ | 〔LaLaSweet撮影会〕岩田亜矢... »