明らかにノーミンに勝ちをつけてやろう、
という継投策である。
逆転したのが5回表、
これが先発投手でなければ、
直前の4回裏の3アウト目を獲った投手が勝ち投手である。
但し、9回で試合が終わった場合、
先発投手は5回終了まで投げないと、
どれだけ大差で勝っていようと、勝ち投手は与えられない。
5回未満で先発投手が降板した場合は、
あとの継投「勝利をもたらすのに最も効果的な投球を行なったと記録員が判断した1人の救援投手」
勝ちが与えられる。
「最も効果的な投球」
の最優先ファクターは投球回数。
投球回数が同じか、全て1回未満の場合は
「失点、自責点、得点させた走者数、試合の流れ、登板時の得点差等 」
を考慮して、担当の公式記録員が判断する。
これもリリーフ陣がほぼ同じ内容だった場合は
「先に登板した投手 」
に勝ち投手が与えられる。
つまり、現在のように鉄壁のリリーフ陣を擁する場合、
先発投手が5回未満で降板した場合は、
その直後に投げた投手が「勝ち投手」を与えられる可能性が高まる。
5回をノーミンに任せたのは、
今シーズンまだ未勝利のノーミンという「ベテランへの忖度」ではなかったか?
同じ「ベテランへの忖度」
球児の名球会入りを考慮し忖度するから、
ドリスの出場選手登録を先延ばしするのだろうか?