『さようなら。
やっぱりお前とは続
かなかったな。
がっかりするな。
すてきな相手が
きっといるよ』
やっぱりお前とは続
かなかったな。
がっかりするな。
すてきな相手が
きっといるよ』
の1文字目を縦読みすると
「さやかがすき」
となる。
しかし、
語り手が殺した相手は
「さやか」ではなく
「さや」であった。
彼が耳元でつぶやいたことは
「邪魔な人を殺してくれてありがとう」
とかそういう類のものだろうと推察される。
彼は語り手とさやとさやかに
三股をかけていたが
選んだのはさやかであり、
2人が邪魔になった事から
このようなことをした。
彼としては
このように仕掛ければ、
語り手が、必ず殺しにくると思っていたのだろう。
そんな語り手に彼は
嫌気がさしていたのかもしれない。