怪しい点がいくつかある。
まず、道路で寝ていたのに全く慌てない。
相当こんな経験をしないと、普通は慌てる筈。
寝相が悪すぎて落ちたとか、単にものすごい寝不足だったとか、
そんな簡単には解けない
『背中を上に向けていたのに、痛い。』
冷静に判断しているのも、おかしい。
しかも、
『人通りが多いからな。』
で済ませている。
ふつう、道路で人が寝ていたら、起こすか避けるかするだろう。
極めつけは、ラストの一文。
『仕事の時間だ。近くの家に寄るとしよう。』
ふつう、午前2時にやって来られたら迷惑。
しかも、仕事の時間に家によるのは…。
この語り手は妖怪?幽霊??
もしくは死神かも知れない。。。