俺はこの総合病院に入院している。
心臓の病気らしい。
ある夜、俺はトイレに行きたくなって目が覚めた。
ある夜、俺はトイレに行きたくなって目が覚めた。
そのまま病室を出てトイレへと向かう。
ナースステーションから近い場所にあるのが幸いだ。
用を足し終わり、あとは部屋に戻るだけと思った刹那、
用を足し終わり、あとは部屋に戻るだけと思った刹那、
俺の胸がキリキリと痛み始めた。
まずい、発作だ!
俺はすぐに近くにあったボタンを押し、看護師を呼ぶ。
俺はすぐに近くにあったボタンを押し、看護師を呼ぶ。
バタバタと看護師が走ってくる音が聞こえてきた。
これで助かる。
しかし、トイレに入ってきた看護師は
「変ね。機械が壊れたのかしら」
と言ってトイレから出て行った。
「おい!待てよ!!」
最後の力を振り絞り、俺は立ち上がる。
「おい!待てよ!!」
最後の力を振り絞り、俺は立ち上がる。
こうなったら自力でナースステーションまで行くしかない。
その時、俺の目にトイレの鏡が映った。
「ああ、そうだった」
「ああ、そうだった」