前話の
で大量虐殺事件の犯人が『悪魔に憑りつかれてやった。』と、
供述している。
彼は直接、悪魔に憑りつかれていた訳ではないが
『悪魔のせい』と言葉を言い換えれば、あながち間違いではない。
前話では大量虐殺事件の黒幕は神父様と書いたが、
真の黒幕は、自分を神と名乗って神父様におかしなお告げをした、
悪魔の「ルシファー」であった。
真の黒幕がルシファーだと分かったところで、この物語は急展開を迎える。
ルシファーが大量虐殺事件の際に生まれた悲しみや苦しみを食べていると、
ルシファーが大量虐殺事件の際に生まれた悲しみや苦しみを食べていると、
彼の弟のミカエルが現れて、頭を強く殴られて気を失い、再び目を開けると暗い牢屋に閉じ込められた。
そして、
へと繋がるのである。
大量虐殺事件の真の黒幕はルシファーと書いたが、
本当の意味での一番の黒幕は、
事件の犯人の背中を押して、ルシファーの思惑を逆手に取り、
悲しみや苦しみを食べている隙をついて牢屋に閉じ込めた
ミカエル
と言える。