だいたい準決勝メンバーを見た時点で
「今年の優勝はコウテイ」と挙げていた人も多かった。
決して賞レース向きでない芸風でありながら
遂に「ABCお笑い新人グランプリ」を獲ってしまった事からも、
また、まだまだ全国区では目垢が付いていない事からも、
「西の秘密兵器」として決勝進出は当然の事と見られていた。
それがまさかの準決勝落ち。
審査員の気持ちは判る。
きっどさんも「ABCお笑い新人グランプリ」の放送を見ていて嫌悪感しかかなったもん。
コウテイは二人そろって嫌悪感やから救いがないし。
でも、M-1で決勝に残っているオズワルドを倒してABCを獲ったのだ。
視聴者投票の敗者復活戦は勢いでコウテイが勝ちぬけるとして、
決勝の舞台には「上沼恵美子の壁」がある。
元々、大昔にちょっと漫才をかじっていただけ、
巨人師匠と違って現在は全く不勉強、依怙贔屓だけで点を付ける、
今や四面楚歌の上沼恵美子である。
コウテイ、間違いなくマヂカルラブリーより嫌われる、
下手したら70点台を付けられる、、
コウテイの大逆襲もここまでか。
最終決戦に残る三組は
ニューヨーク
東京ホテイソン
ウエストランド
の三組と予想。
ウエストランドの井口は、日本で一番面白くない芸人だと思っている。
でも「その腐り具合が良い感じになっている」
とのチャップリン田中(アンガールズ田中)の言葉を尊重したい。
東京ホテイソン、
後から出てきた霜降り明星の割を食ったたけるの備中神楽つっこみだけど、
今やその変形つこっみに頼っていない。
ショーゴのボケがかなりの割合を占めている。
今までの東京ホテイソンとは違うと思った方が良い。
大本命のニューヨークはKOCで最終決戦まで残ってしまったのが反対にマイナスか?
かつてのジャルジャルと同じように
「面白い、巧いのは判っているんだけどつきるける物がないと」
つきるける物といえば錦鯉の爆発力も怖いけど、
余りに高度になったM-1において、最終決戦にいけるだけの点を獲れるか?
となると疑問である。
予選で一番笑いと取っていたと言われているのが
R-1常連組のピン芸人同士のコンビ
おいでやすこが
R-1の出場資格に突然芸歴が加わり、出場出来なくなった二人がコンビを組んで、
いきなりM-1優勝は痛快ではあるが、テレビ局的にそれはアリなのか?
と思うとナシですな。
って事で以上の三組の最終決戦。
優勝は東京ホテイソン。
ただ今年のM-1は順番と出来によって、
誰が最終決戦に残って、優勝してもおかしくない。
反対に麒麟枠がこの時点では不在だし。
「コロナの影響で舞台が踏めなかった中
やっぱり舞台が多い吉本有利」
と言われながら非吉本勢が強かった予選、
さあ、決戦はいよいよ明日!
【追記】とんでも予想として敗者復活戦からの優勝
「ランジャタイ」
裏の「麒麟がくる」の明日の放送は
「信長公と蘭奢待」
あっ、でも蘭奢待は切り取られるのか。。。