【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

プロセス設計

2019-07-26 19:22:03 | ひとり公論
定期的に思い出しムカつきしているこのネタ

どこの現場でもそうだがインフラレイヤでは変更管理からの構成管理への連携がうまくいってなかった

今は知らない。

システムの改修をすると、その工数の中でパラメータシートやら構成管理資料を書き換えるのがセットであることが多い

だから、抜け漏れのリスクはそれほどない。
見積もりだのWBSにタスクが入ってるしね。

ところが運用フェーズにおける変更案件だと、変更管理プロセスはまわすのだが(リスクヘッジのレビューとかね)、構成管理資料への反映がおろそかになることが多い。だいたい急ぎだし、ドキュメントはとりあえず後回しになるし

あとはデグレったりさ。。。

というわけで定期的に情シスの管理職から号令が飛ぶわけ。管理資料と現状の設定があってねえじゃねえかと。

運用エンジニアが文句言われる。ところが、運用エンジニアは開発部隊や外のベンダが秘密裏に超急ぎで行った変更作業とか、知らされてねえから。

とんだとばっちり。

と、お客さんにいってもうるせえよ知らねえよなんとかしろ、ってことになる。

なんとかしろといわれてしょうがねえからなんとかするのはこっちで、結論から先にいうと人力のプロセスを再設計するわけね。

まあたとえば開発構築部隊が運用エンジニアをハブにしないように、こっちから打ち合わせに参加するとかさ。それもふざけんなって感じだけど
メールはCCをいれてもらうとか

一連の流れで変更管理→構成管理のリンクまでしないと検収しない、というしばりにすれば、まあ。。抜け漏れは減るわけで。

で何か月かあっちゃこっちゃ調整して、そういうプロセスまわしはじめるとすんじゃん

で報告する。その頃にはお客さんは興味もってねーし


で、また1年後2年後に蒸し返される。

重箱の隅つつかれてさ。オマエらプロセス定義したはずだろ、なんで漏れてんだ、と。
でまたカイゼンさせられる。



あ、長くなっちゃったけどこの話のキモはね

お客さんのなんとかしろって、要はシステム化しろってことなの。
ドラスティックに運用を変えろと。

でも、システム化に関してカネは一銭も出してくれないんだよ?
それでもなんとかしろと。なぜそうゴリ押ししてくるかというとね。

お客さんの管理職って、システムのランニングコスト、保守費用に常にムカついてるからなんだよ。
高すぎる!っていつも思ってる(あ、これ昔の話だから今は知らない)

から、たとえばサーバ構築するだってベンダに開発やらすだって、すべて保守費用でまかないやがれと心の中では思ってる
「こんなに払ってんだから」と。

ま、結論からいえば「氏ねよ」って話なんだけどさ。
なんだその駄々っ子は。