でなんだっけ。
塾講のバイトだったのだが、書院の画面に向かってアソんでるのが楽しくなってきちゃったんだよ。
オレ的には遊んでるわけじゃなくて、とある「システム」をつくってたわけさ。子供らのデータを一元管理できるような、ね。
塾長や他の先生方が、こういうふうにまとめられたらいいよね、ってあちこちでいってるのを、一気に解決できます!みたいなさ。
まぁ具体的にいうと、それぞれの生徒のとある高校への合格可能性を割り出す、みたいな。そんな感じの。
それをね、1ヶ月ぐらいかかって、つくってたの。もう、完全にただ働きでね。だって、それをつくるのが楽しくてしょうがなかったわけよ。
たとえば日曜当番のときにね、オレが最後、カギ当番になるんだけれども、現場で独りになったらタイムカード押してさ、あとは深夜までつくってた。
あとはバグとりだのテストだの。。さあできあがるぞ、ぐらいのときにね、とある仲のよかった女のジムの人にいわれたんだ。「●●くん、いつもなにやってんの?」って。ストレートに。
PC、というか、ワープロの画面に向かって仕事する、なんてワークスタイルは、それまでまったくなかったんだよ。今じゃそれがアタリマエなんだけど。
オレはその期間、時間さえあればずーっと画面に向かってたから、みんな不審に思ってたんだよね。
でオレ、新しいシステムをつくってるとか、そういうこともいえず。。(だってさ、それを求められてたわけじゃなかったから)確か、ワープロをおぼえてましたとか、ワープロであそんでましたとか、フザけたこといってしまったんだよ。。
「仕事してる」と回答する選択肢は、あの頃なかった。画面とにらめっこしているイコール仕事している、という状況は、当時市民権を得ていなかったから。
そしたら怒られるというよりは呆れられてね。バイトくんが勤務時間帯に何もいわれないのをいいことに、アソんでるわけ? みたいな。
その人は、かなりオレの印象悪くなったようだった。
でもそのジムの人以外は、なんとなくわかってたと思うよ。オレがアソびで画面とにらめっこしていたわけではない、と。
つづく
塾講のバイトだったのだが、書院の画面に向かってアソんでるのが楽しくなってきちゃったんだよ。
オレ的には遊んでるわけじゃなくて、とある「システム」をつくってたわけさ。子供らのデータを一元管理できるような、ね。
塾長や他の先生方が、こういうふうにまとめられたらいいよね、ってあちこちでいってるのを、一気に解決できます!みたいなさ。
まぁ具体的にいうと、それぞれの生徒のとある高校への合格可能性を割り出す、みたいな。そんな感じの。
それをね、1ヶ月ぐらいかかって、つくってたの。もう、完全にただ働きでね。だって、それをつくるのが楽しくてしょうがなかったわけよ。
たとえば日曜当番のときにね、オレが最後、カギ当番になるんだけれども、現場で独りになったらタイムカード押してさ、あとは深夜までつくってた。
あとはバグとりだのテストだの。。さあできあがるぞ、ぐらいのときにね、とある仲のよかった女のジムの人にいわれたんだ。「●●くん、いつもなにやってんの?」って。ストレートに。
PC、というか、ワープロの画面に向かって仕事する、なんてワークスタイルは、それまでまったくなかったんだよ。今じゃそれがアタリマエなんだけど。
オレはその期間、時間さえあればずーっと画面に向かってたから、みんな不審に思ってたんだよね。
でオレ、新しいシステムをつくってるとか、そういうこともいえず。。(だってさ、それを求められてたわけじゃなかったから)確か、ワープロをおぼえてましたとか、ワープロであそんでましたとか、フザけたこといってしまったんだよ。。
「仕事してる」と回答する選択肢は、あの頃なかった。画面とにらめっこしているイコール仕事している、という状況は、当時市民権を得ていなかったから。
そしたら怒られるというよりは呆れられてね。バイトくんが勤務時間帯に何もいわれないのをいいことに、アソんでるわけ? みたいな。
その人は、かなりオレの印象悪くなったようだった。
でもそのジムの人以外は、なんとなくわかってたと思うよ。オレがアソびで画面とにらめっこしていたわけではない、と。
つづく