【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

■ひとり公論・30代男子成長記録(30~40代大卒男性向けメールマガジン)vol.129

2007-11-06 05:56:20 | メルマガ移行


2007年05月28日21:32 教育について:フツーじゃない子育て

子育てなんて、親のノーマルな善悪の基準を、そのままコドモに押し付ければいいんだと思う。
その「善悪の基準」ってのは、表面的な、小手先のもんじゃなくって、そのヒトの
さらに先祖から受け継がれてきた遺伝子のようなもののことだよ。

それは相当の普遍性をもったもののはずで、子を持つ親が、彼ら自身の心に耳を澄ませて、
ふつうに「悪いこと」と考える、あるいは、「ちょっとこれはおかしいんじゃないか?」と
思うことは、きわめて高い確率で、コドモに同じように教えなければならないし、
それは自信を持っていいと思う。

自信があるのであれば、学校と価値観の相違があってもかまわないし、親が思う
「悪いこと」をコドモがやってしまったら叱ればいい。

重要なのは、それを世間に流されてしまわないことだ。

そして、けっこう、コドモに対して感情的になってもいいと思うんだけど。。
演技してしかる、とかじゃなくてさ、
コドモに八つ当たりするのは確かにいけない。でも、コドモの言動とかでカッとなったら
それを素直にコドモにぶつければいいと思う。

ただし、後クサれはなきように。


ところが、だ。。
「コセイ的」な子育てを目指してるんだろうが、普遍的な善悪の基準を意図的に無視して、
ジョーシキハズレな、「オリジナリティあふれる」子育てをするヒトたちが、存在する。

前にも書いたかもしれないけどさ、コセイ的な子を育てることに反対はしないけど、
他人から見て悪玉になるような子育てはしないでほしいんだよ。

そういう親のもとに生まれたコドモは、しみじみ、哀れだなあ、と思う。
そう思ってしまうんだから、しょうがないよ。
だって、その親に育てられているおかげで、みるみるコドモが、集団における「悪玉」に
育ってゆくんだから。。

そのようなケースで悪玉になってしまうのは、コドモの先天的な性質によるものでは
ゼッタイにない。

何か、「特別な」付加価値をコドモに与えたいと願うのであれば、まず「急がば回れ」でさ、
「躾」を大切にしてくれ、と切に願う。頼むよ、ホント。


とにかくさ、オカしいのよ。感覚が。
自分の思ったとおりの子育てすらしていないというか。。自分の考えをひん曲げてまで
「新・感覚」をコドモに植えつけようとしたりするからね。

そこまでしてコドモを何に仕立てあげたいのか? と思う。
そして、何かに仕立てあげたいのだとしても、アナタがやってることはゼッタイに
間違ってるし、近道ですらないと思うよ、ということだよ。