ボクの、3ヶ月弱でサラリーマンやめたった話を、初めて書く。
いや、断片的には書いているかもしれないが、まとめて、突っ込んだところまで書いてみるのは初めてだと思う。
実際、2ヶ月分しか給料もらってないから、実働は2ヶ月ってことで、残りはタダ働き。
というか現場にいただけ。
あれはそう、何年前だったか。。
その会社は山手通り沿いにあって。
椎名林檎さんが「頬を刺すぅ~ 朝の山手通ぃ~」と唄ったのは、オレがその会社に在籍していた期間のけっこう後。
採用面接を受けて、入ったわけだから、最初は希望に燃えていたわけですよ。がんばるぞ!と。
かなりの会社落ちて、最終的にオレみたいな人間をやっと拾ってくれた会社だったから、その恩に報いなければ。。と殊勝なことを考えていたし、自分はある程度辛抱強いっていう自負はあったから、けっこう理不尽な仕打ちを受けても続けるだろうオレは、と思っていた。
それより前は、ハケンでNWエンジニアの補佐的な仕事をしていて、楽しかったんだけど、はっきりいってラクだったね。作業者だから。
労働時間だけやたら長くて、残業時間だけみて、自分はけっこうキッツい仕事してる、と思い込んでいた。
カネもよかったなあ。。月給が高いっていうよりはとにかく可処分所得が多くて。。今、家族を抱えている現在のオレの可処分所得の、何倍だろ?3倍ぐらいはあったか?
で、その入った会社は、IT系っちゃIT系なんだけどNWとはほぼ、接点がなくて、なんというか「組み込み系」?というかね。まぁそれだけじゃなくて何でも屋なんだけど。
とにかく完全に未経験。(エンジニア採用じゃなかった)
大企業でもないけど小さい会社でもない。知ってる人は知ってる、といった規模。
。。で、オレはけっこうやれると思っていたのに、さくっと辞めちゃった。
3ヶ月めに入って、オレけっこういろんな鬱屈が「たまってた」はずで、それが態度の端々にあらわれてたらしいのね。で、記憶では、社長がオレの上司を呼び出して、新入り(オレ)の態度が悪いと怒鳴りつけた。
それが、聞こえたんだけど、社長が怒鳴りつけるのは日常茶飯事だったんで、最初は何のことやらわからなかった。
社長は、個室じゃなくて同じフロアにいたんだね、今思うと。そういうポリシーだったのかな。
その後オレは会議室に呼ばれて、部長と、課長と、オレっていうシチュエーションだったかな? 社長がとにかくお前の態度が目立つのでなんとかせいといっている、と。具体的には、なんか「ぽーん」と、テーブルに置くらしいんだよね、書類を。
そういうことってあるでしょ。打合せから帰ってきてさ、その打合せが不毛だったりすると、席に戻ってきたときに書類をぽーんと。「あーめんどくせ」とかいいながら、さ。キレ気味で。
そんなの誰でもやってると思ってたし、ハケンのときもやってたし、その現場でもたくさんの人(年上)が同じような態度だったのでオレはなんにも気にしてなかった。
つーか「そこ?」って感じだよね。今考えると。
皆が態度が悪い現場なのにオレだけ目立つからなんとかしろ、と。いや、態度という意味ではおれはまったく悪いほうではなかったと思うんだけど。。とにかく「たまってた」から、瞬間瞬間は目立っていたのかなあ、と。
で。。オレも社長のとこに謝りにいったんだったかな。なーんか、オレも説教されてさー ふつう社長ってさ、管理職には怒鳴るけど末端には優しかったりしない?(甘いか?)
オマエはなってねえとかなんとかしろとかいわれ、確かおぼえているのは「具体的にどうするか」を聞かれたんだが。。で、なんて答えたんだろう?
その前の部長課長との会談で、どう申開きをするか決めていたはずなんだが。。
そうそう、その社長の勢いがさ、「まさか坊主にするんだろうな」ぐらいの勢いだったのかな? それがね、部長と課長の想定外だったらしく。。
今考えるとさ、オレとは関係ないところで社長むっちゃ機嫌悪かったのだと思う。その日は。
たぶん、これから気をつけます(オレ)、気をつけさせます(課長)、と平謝りして、その場はなんとかおさめて、また別室で二者会談になって(こんどは課長とオレ)、その場で今日付けで辞めることを課長に告げた。
その日で辞めることは、ゼッタイに譲れなかったね。バカらしくて。
今風の言葉でいえば「折れた」感じ?心が。ぷっちーんときたね。
課長にはとりあえず慰留されて、「嵐」が過ぎ去るのを待とう、とか、今辞められると困る、とか言われたんだけど、あんまり相手にせず、とにかく辞めます、決めました、と言い続けて、荷物をまとめて出ていった。
まだ日は高かった。お昼ぐらいだったか。。
で、重要な話なので、公衆電話から彼女に電話して(一緒に住んでた)、最寄り駅に帰ったら駅に彼女が迎えにきていて、オレはちっとだけ泣いたな。確か。
彼女は慰めてくれるでもなかった。なぜならば、結婚式を目前に控えていたから!!!
そう、ハケンをやめて就職するってのは、結婚の前提条件だったからだ。特に相手(彼女)の親に対して。
結婚式直前に結婚相手が仕事辞めてきた、つってめそめそしてんだから、ふざけんなって感じだよね。。
そのときにふたつの感情がうずまいていて、「なぜだろう?」と。
恩のある会社をカンタンにやめちゃった自分に「なぜだろう?」というのと、もうひとつは、(これが初めて書くことなんだけど)この会社は「なぜ」こんなにダメダメなんだろう? と。。
ま、カンタンにいってしまうと、DQNだらけだったんです。
その頃はDQNという言葉はなかったけどね。
ブラック企業という言葉もなかったし。
今だからいえるけど、3ヶ月弱この会社をながめてきて、ついに「ああこの会社はダメだわ」と、オレのほうから見切りをつけたっていうのは正直あった。
でもその感情は、ずーーっと隠し続けてきたのね。なんというか。。オレはここの現場で何かやれるはずだ、みたいな? 今は苦しいけど突破口はあるはず、とか。そういうポジティブなことは、いちおう毎日考えていた。
あ、それとね、ワンマンな会社はホント駄目だな、ゼッタイに入るまいとそのときに決めた。
だから、オレ的にはベンチャーに少々誘われたことがあるんだけどぜんぶ断った。ベンチャーってほぼイコールでワンマンだから。
いや、断片的には書いているかもしれないが、まとめて、突っ込んだところまで書いてみるのは初めてだと思う。
実際、2ヶ月分しか給料もらってないから、実働は2ヶ月ってことで、残りはタダ働き。
というか現場にいただけ。
あれはそう、何年前だったか。。
その会社は山手通り沿いにあって。
椎名林檎さんが「頬を刺すぅ~ 朝の山手通ぃ~」と唄ったのは、オレがその会社に在籍していた期間のけっこう後。
採用面接を受けて、入ったわけだから、最初は希望に燃えていたわけですよ。がんばるぞ!と。
かなりの会社落ちて、最終的にオレみたいな人間をやっと拾ってくれた会社だったから、その恩に報いなければ。。と殊勝なことを考えていたし、自分はある程度辛抱強いっていう自負はあったから、けっこう理不尽な仕打ちを受けても続けるだろうオレは、と思っていた。
それより前は、ハケンでNWエンジニアの補佐的な仕事をしていて、楽しかったんだけど、はっきりいってラクだったね。作業者だから。
労働時間だけやたら長くて、残業時間だけみて、自分はけっこうキッツい仕事してる、と思い込んでいた。
カネもよかったなあ。。月給が高いっていうよりはとにかく可処分所得が多くて。。今、家族を抱えている現在のオレの可処分所得の、何倍だろ?3倍ぐらいはあったか?
で、その入った会社は、IT系っちゃIT系なんだけどNWとはほぼ、接点がなくて、なんというか「組み込み系」?というかね。まぁそれだけじゃなくて何でも屋なんだけど。
とにかく完全に未経験。(エンジニア採用じゃなかった)
大企業でもないけど小さい会社でもない。知ってる人は知ってる、といった規模。
。。で、オレはけっこうやれると思っていたのに、さくっと辞めちゃった。
3ヶ月めに入って、オレけっこういろんな鬱屈が「たまってた」はずで、それが態度の端々にあらわれてたらしいのね。で、記憶では、社長がオレの上司を呼び出して、新入り(オレ)の態度が悪いと怒鳴りつけた。
それが、聞こえたんだけど、社長が怒鳴りつけるのは日常茶飯事だったんで、最初は何のことやらわからなかった。
社長は、個室じゃなくて同じフロアにいたんだね、今思うと。そういうポリシーだったのかな。
その後オレは会議室に呼ばれて、部長と、課長と、オレっていうシチュエーションだったかな? 社長がとにかくお前の態度が目立つのでなんとかせいといっている、と。具体的には、なんか「ぽーん」と、テーブルに置くらしいんだよね、書類を。
そういうことってあるでしょ。打合せから帰ってきてさ、その打合せが不毛だったりすると、席に戻ってきたときに書類をぽーんと。「あーめんどくせ」とかいいながら、さ。キレ気味で。
そんなの誰でもやってると思ってたし、ハケンのときもやってたし、その現場でもたくさんの人(年上)が同じような態度だったのでオレはなんにも気にしてなかった。
つーか「そこ?」って感じだよね。今考えると。
皆が態度が悪い現場なのにオレだけ目立つからなんとかしろ、と。いや、態度という意味ではおれはまったく悪いほうではなかったと思うんだけど。。とにかく「たまってた」から、瞬間瞬間は目立っていたのかなあ、と。
で。。オレも社長のとこに謝りにいったんだったかな。なーんか、オレも説教されてさー ふつう社長ってさ、管理職には怒鳴るけど末端には優しかったりしない?(甘いか?)
オマエはなってねえとかなんとかしろとかいわれ、確かおぼえているのは「具体的にどうするか」を聞かれたんだが。。で、なんて答えたんだろう?
その前の部長課長との会談で、どう申開きをするか決めていたはずなんだが。。
そうそう、その社長の勢いがさ、「まさか坊主にするんだろうな」ぐらいの勢いだったのかな? それがね、部長と課長の想定外だったらしく。。
今考えるとさ、オレとは関係ないところで社長むっちゃ機嫌悪かったのだと思う。その日は。
たぶん、これから気をつけます(オレ)、気をつけさせます(課長)、と平謝りして、その場はなんとかおさめて、また別室で二者会談になって(こんどは課長とオレ)、その場で今日付けで辞めることを課長に告げた。
その日で辞めることは、ゼッタイに譲れなかったね。バカらしくて。
今風の言葉でいえば「折れた」感じ?心が。ぷっちーんときたね。
課長にはとりあえず慰留されて、「嵐」が過ぎ去るのを待とう、とか、今辞められると困る、とか言われたんだけど、あんまり相手にせず、とにかく辞めます、決めました、と言い続けて、荷物をまとめて出ていった。
まだ日は高かった。お昼ぐらいだったか。。
で、重要な話なので、公衆電話から彼女に電話して(一緒に住んでた)、最寄り駅に帰ったら駅に彼女が迎えにきていて、オレはちっとだけ泣いたな。確か。
彼女は慰めてくれるでもなかった。なぜならば、結婚式を目前に控えていたから!!!
そう、ハケンをやめて就職するってのは、結婚の前提条件だったからだ。特に相手(彼女)の親に対して。
結婚式直前に結婚相手が仕事辞めてきた、つってめそめそしてんだから、ふざけんなって感じだよね。。
そのときにふたつの感情がうずまいていて、「なぜだろう?」と。
恩のある会社をカンタンにやめちゃった自分に「なぜだろう?」というのと、もうひとつは、(これが初めて書くことなんだけど)この会社は「なぜ」こんなにダメダメなんだろう? と。。
ま、カンタンにいってしまうと、DQNだらけだったんです。
その頃はDQNという言葉はなかったけどね。
ブラック企業という言葉もなかったし。
今だからいえるけど、3ヶ月弱この会社をながめてきて、ついに「ああこの会社はダメだわ」と、オレのほうから見切りをつけたっていうのは正直あった。
でもその感情は、ずーーっと隠し続けてきたのね。なんというか。。オレはここの現場で何かやれるはずだ、みたいな? 今は苦しいけど突破口はあるはず、とか。そういうポジティブなことは、いちおう毎日考えていた。
あ、それとね、ワンマンな会社はホント駄目だな、ゼッタイに入るまいとそのときに決めた。
だから、オレ的にはベンチャーに少々誘われたことがあるんだけどぜんぶ断った。ベンチャーってほぼイコールでワンマンだから。