Aさんの初めての水彩画制作が始まりました。
構図の研究がなされているので、写真に忠実に描いていきます。
初心者がいきなり30号を描くというのは、大変だろうと思う人がいますが、
何号でも同じなのです。大きい方がいろいろ戦えて、勉強になって良いともいえます。
因みに、受験生のUさんは昨年の県展制作が初めての水彩画でした。それは50号でした。デッサンの力があったので、50号でもできるだろうと思ってやらせました。
私は「失敗しても洗ってやり直すことができるから、何度でもやり直せばいいんだから」と話しています。
まず鉛筆の形取りは、縦横に分割線を入れて、それを拡大する方法をとります。
構図の研究をした写真にも線を入れて、何丁目何番地という位置を確認しながら、同じ番地に同じ形が来るように移します。
次に、その鉛筆の線の上を絵の具でなぞります。
白黒と青を混ぜた色で色の線を描きます。
その後で、段々と描いていきます。
まず、メインの靴が気持ちよく見えるように描きましょうということで始めました。
主役がいい感じに見えないと描いていて気持ちよく進められません。