絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

耳の表現

2013-03-01 | デッサン会
これも昨日のデッサン会で描いた私のデッサンです。

これは、耳を丁寧に描いてみました。



この角度からだと、耳を丁寧に描かないと説得力が出ないと思いました。
いままで、こんなに耳だけを一生懸命描いたことはありません。

耳をしっかりさせてから、他を描いていきました。
描いてみると、耳は結構難しいです。

最後は、こうなりました。


どこか一か所、「どうだ!」というくらいしっかり描いて見せ場を作ると、他の描き足りない部分も、描けばこうなるということを想像させます。そういう描き方をこころがけています。だから、全身を描くときも、顔、手、足を重要に考えて見せ場を作ります。
生徒さん達のデッサンを見ると、全体は、ほとんど言うことがないくらい良く描けていますが、顔と手と足が描けません。
これさえ、うまく描ければ相当よいデッサンになるのになあと思います。
習絵という言葉を言いましたが、まさにそれです。顔だけデッサン、手だけデッサン、足だけデッサンを練習してほしいと思います。
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手の表現

2013-03-01 | デッサン会
昨日のデッサン会で描いた私のデッサンで、手の表現についてお話しします。



指を丁寧に描かないと、手になりません。
指の爪、明暗表現を見てください。
特に指が手に落とす影の部分、指の腹の反射光線などがしっかり描けると
いい感じになります。
ただ、こんな小さな部分なので、鉛筆の先をとがらせて描かないと
うまくいきません。
小さい部分でも、ここは見せ場ですから大切に考えたいところです。
手の甲は、血管まで描くつもりで描くとよいでしょう。

この手は、ギュッと強く描けたので、気に入っています。






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