絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

狭山のKさん 県展制作続き7

2013-03-04 | 通信指導
水を描いています。
いい感じです。



ちょっと気をつけたいのは、遠景の林が写るので、遠景が空気遠近法を使っているのに、写っている部分の色が暗過ぎるのはどうかなと思います。林の色が写るのですから、ここまで差が付いてはいけないかなという気がします。

しかし、水の描き方は習得しましたね。すごいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HNさんの県展制作2013-下描き

2013-03-04 | 県展指導
HNさんが、県展制作を始めました。

昨年は利根川の風景でしたが、今年は雪景色に挑戦です。

下絵を描いて見せてくれました。



これは、私が以前撮影した写真を使っています。
写真は横が長いので、50号に合わせてトリーミングしたそうです。

この構図は、二つに分かれていますねと言いました。

左手前の木と右上の建物です。二つが同じくらいの重みで存在していて、
お互いに関係が離れすぎて、分かれています。これは二つの絵です。
一目で見られる構図にするにはどうすれば良いかについて話しました。

それで、私が試に描いてみたのが、これです。



遠くの建物を画面の中央に寄せました。
左の枯れ木を高くしました。

こうした方が、まとまりがつくでしょうと言いました。
いかがでしょうか。

これは、ポイントをどの位置に置くか、手前の木との関係をどのようにするか、という
感覚の問題です。

バランスの問題と言えば良いでしょうか。
構図では、メインをどのように見せるか、メインとサブをどういう関係で置くか、
そのバランスとリズムが求められます。

ーーーーーーーーーーーー
夕方、このように描き直して来ました。



とても良くなりました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする