楽しい時間はあっという間に過ぎてゆき・・・いよいよサマースクール最終日。
自然ガイドでもある、島で生まれ育ったNさんから古きよき三宅島のお話を聞きました。
昔は食べるものがあまりなく、みんな常におなかをすかせていた頃はイタドリの茎を
食べていたり、シイの実を蒸かして食べたり、定期船は7・17・27日にしか就航せず、
竹芝から出船した船が悪海況で大島に2週間も足止めをくらっていた時代があったり・・・
よくも悪くもあるこの不便さが、意外にも自然とうまく共生していた時代だったお話が
現代っ子には貴重な話となったようでした。
その後は恒例の家族や大好きな人たちへの便りを書く時間。
みんなと同じ船に乗せたくて、一生懸命書きました。もう手元にとどいたよね?!
あの時、あの瞬間に感じたこと思ったことを書き留めたはがき。
都会に戻って改めて読んだらどう感じるんだろう??なんて思って見守ってました。
必ず、心に響くものがあったはず!!!!そう信じてます^^
そして、いよいよ発表が迫ってきました!!
黄緑チームはさすが、前夜のうちに完成させていたようで、だれがどこを話すかを決めただけ。
楽勝でした^^
紫チームもステキなアカコッコちゃんが完成しつつあり、リーダーの指導のもとラストスパート。
オレンジチームはなぜかマイペース。みんなほんとにちゃんと発表できるかな・・・。
早く完成できたチームから発表の順位決定権を与えることに・・・。
というわけで、最後まで取り掛かっていたオレンジチームが最初に発表することになりました。
三宅島の植物は葉っぱが巨大化するという一つ理由を突き詰めて、なぜかを
解いていきました。
内地のガクアジサイの葉っぱやラセイタタマアジサイの葉っぱの実寸大の葉っぱの
大きさを紹介してくれました。確かに倍ぐらいあるアジサイの葉っぱ。
その理由は、都内に比べて降水量が2倍ほどある温暖多湿な気候に隠されていました。
葉っぱが成長するために必要なものは・・・水・・・光合成・・・
それらのバランスが関係するのです!!(詳しくは子供たちから聞いて下さいね!)
そして、楽勝だった黄緑チームは2番手を選択。
溶岩について調べたことを、逆にクイズ形式で私たちに披露してくれました。
三宅島の溶岩は玄武岩溶岩。吹き上がる温度は何度?(1000℃から1100℃)
三宅島では見ることができないが、薄く縄状に紋様をつくる玄武岩溶岩を何と言う??
(正解はパホイホイ溶岩、ちなみに三宅島の玄武岩はアア溶岩)
溶岩地帯で力強く芽を吹くパイオニア植物は??など・・・よく調べたなーと感心しました!!
絵がとても印象的で、平野村長も溶岩が吹き上がる温度は知らなかったと絶賛!!
大トリは紫チームです!
国の天然記念物でもあり、世界中でも伊豆諸島南部とトカラ列島でしか観察することが
できないアカコッコのマメ知識を披露してくれました。
そして、前夜に男子が部屋から出てこなかった理由・・・
女子の司会で明らかに!!
「では、5匹の〇〇コッコ、〇〇コッコ、〇〇コッコ、〇〇コッコ、〇〇コッコに登場して
もらいどんな風に鳴くのか鳴いてもらいましょう!!」(〇〇には名前が入る)
前夜にみんなで部屋で出し物を考えていたようですよ^^
画像は1度失敗し、もう一回やらせてーと女子に訴えかけているシーンです(笑)
とっても可愛いRコッコ、Nコッコ、Hコッコ、Nコッコ、Kコッコでした!!!
かなりウルウルときちゃいヤバかったですが、必死でこらえました^^;
みんなの発表に感動しながら、笑いありでとってもよい発表会でした!!
どのチームも100点満点あげ~る!!!!
つづく・・・
いつもありがとうございます☆
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