杉森神社の物語(東広島市河内町)癒しのある風景

人生は、実験の連続。愛される神社を目指して頑張っています。祭りとは奉ること。ご祈願毎に神饌をかえ丁重なお祭りをします。

4月の日記3 神武天皇祭遙拝 明治時代の札 虹

2013-04-04 07:04:15 | 風習・伝承

4月3日

虹がでていました。暦より少し早いですね。

虹始見(七十二候で4/15・16頃)

 

 

昨年の今日、大風で境内の樹木が折れました。

今日も風が強いです。

 

今日は、神武天皇祭遙拝です。たまたま参拝にこられた3名の氏子さん参列されました。

 

神社の拝殿中央に掲げられている絵。これは神武天皇の絵です。いつ掲げられたのかわかりませんが・・・。

神武天皇が日向(宮崎県)から東征の途中、長髄彦(ナガスネヒコ)との戦いで苦戦していると、金鵄(鳶?)が弓の上端に飛来し、金色のまばゆい光を発して敵兵の目をくらまして勝利をもたらしたといわれています。

 

氏子さんとお茶を飲んでいたら、また氏子さんがこられ、「宮司さんこれをみてほしい」と手渡されたものがありました。

明治4年の太政官よりだされた「大小神社氏子取調規則」によって作られた杉森神社の守札です。

明治の初め、生まれたら神社からこの守札を受ける制度を作ったのです。檀家制度にかわる制度を政府が作ろうとしましたが、結局目的は達成されないままとなりました。

その裏に杉森神社の祀掌名が記載されていました。神社の歴史を知る上で貴重なものです。

感謝感謝!

 

今日は、ひと月遅れの節句(桃)です。昔から「今日は仕事をすると貧乏になる」と言われ、休息とする日でした。因みに戦前は神武天皇祭は祝祭日となっていました。

節句にヨモギ餅をつくる風習がまだ続いています。よき伝統です。むしゃむしゃむしゃ・・おいしい~~~

 

 

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今日もご覧くださり 有り難うございます