杉森神社の物語(東広島市河内町)癒しのある風景

人生は、実験の連続。愛される神社を目指して頑張っています。祭りとは奉ること。ご祈願毎に神饌をかえ丁重なお祭りをします。

5月の日記12 カマツカの花 素読教室

2013-05-13 05:59:49 | 杉森神社の草花

5月12日

道路沿いの鳥居左にある「カマツカ」の花が咲きはじめました。

昨年はほとんど咲かず、一昨年はたくさんの実をつけました。

この樹木がなんだか、よくわからないままであったんですが、今日、判明しました。

なんと、葉と実は食用のようです。

http://elekitel.jp/elekitel/nature/2009/nt_89_kmtk.htm

 

そして、日供祭を終え、一路、府中町「多家神社」に向かいました。

 今度、9月に杉森神社でも開催してくれるNPO法人広島まほろば学習会の「素読教室」の下見です。

 

今回は、神社での開催ということで、神職が行っている深揖からはじまり二拝二拍手一拝、そして深揖で神前にご挨拶をし、ざわついた会場の空気をかえるべく、一分間の瞑目。それから前回までの教室で覚えてきた言葉を子供たちが発表されました。

きっと家にかえって声をあげて覚えたんでしょうね。

歴代天皇125代までの読みあげや、教育勅語の奉読など、それを小学1,2年生の子たちが何も見ないでスラスラと唱えていました。感激です。上手に発表できた子には金のシールをプレゼント!

 

姿勢を正し、声を大きく素読する。 たとえば

「ふりつもる み雪にたへて 色かへぬ 松ぞををしき 人もかくあれ」

・・・・三回、四回と声をあげて読んでいると、言葉の意味がなんとなく見えてくるような気がしてきます。これが素読の魅力ですね!

 

まるで河内小学校が取り組んでいる一人一年間一曲童謡と同じように、子供達に自信がつく様子が見受けられました。

 

驚いたことに、最近は生まれ年を西暦で言うんですね。西暦はキリスト紀元暦であり、日本には和暦として元号暦(平成・・)や神武紀元暦(西暦+660年)があるんですが、学校では西暦一辺倒なんでしょうか?

さてさて、杉森神社に皆さんが集まるとなると・・・いい思い出ができるといいんですが・・・。

 

ところで、多家神社は延喜式に記載される古社「式内社」です。

 広島城にあり、移築された文化財、校倉造のお社もありました。唯一神明造といわれる伊勢の神宮の大昔を彷彿させます。

 

参拝して思ったこと、あまりにも境内がきれい。宮司さんに聞いたところ、毎日ラジオ体操をされる方々が境内を隅々まできれいに掃除してくださるそうです。すばらしい習慣です。みんなで神社を守っていらっしゃるんですね。

 

こうした提灯掛けもいいですね

↓枝の付き方が不思議な本殿裏の樹木でした

 

午後、帰社して昨日ののこりのモミジなどを植樹しました。シマヘビ二匹とヤマカガシ?一匹発見。そろそろ境内にも蛇がではじめていますので、ギンリョウソウ散策では、下をよくみてくださいね!

 

「風さゆる み冬は過ぎて 待ちに待ちし 八重桜咲く 春となりけり」

昭和27年4月28日サンフランシスコ平和条約発効により占領がとかれた日の

昭和天皇の御製でした。

「風さゆる み冬は過ぎて 待ちに待ちし 八重桜咲く 春となりけり」

「風さゆる み冬は過ぎて 待ちに待ちし 八重桜咲く 春となりけり」・・・・・

 

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