悠々丸水産業務連絡掲示板

主に東紀州を漁場として出漁。
水揚げから加工まで行っております。

アカイサギを調理してみよう!

2009年12月22日 12時24分36秒 | 加工部

先日のお魚で作ってみました

mさんと出漁した際にお持ち帰りしたお魚さん達を調理

ヒメ沖メバルアカイサギマハタ

今回は、mさんにもお願いした「アカイサギ」に一手間加えることになった。

まずはヒメから調理開始~♪

まず、三枚におろす要領で、頭側と尾側の身を切り離さずに包丁を入れる。

次に水気を切り、塩こしょうして、片栗粉を満遍なく付け、最後に

  油へド~~~ン!

で、待つことしばし

 

ハイ、出来ました

 

 

ヒメの唐揚げ。サックサクに揚がりましたよ~

カリカリのヒレは見習い達行き。その他は大人行き、となりました♪。

 

  でも、これは”ご飯のおかず”じゃなっくって、”ビールのアテ”ですな

 

お次は、のお刺身&タタキ。

 

 

タタキには、mさんから頂いた”出汁醤油”を使用。おいしかった~~

ショウガが入っているにもかかわらず、見習いも食べてたもんね~

 

お刺身と同時進行で、アカイサギの昆布締めを仕込んだけど、これは後日のお楽しみ

 

さて、いよいよ本日のメイン!に取りかかることに。

まずはアカイサギとメバルを三枚におろし、腹骨をすき取り、血合い骨を抜く。

それに塩こしょうして冷蔵庫へ、イ~ン

そして、鍋にホールトマトを入れ、ケチャップ・砂糖・塩・こしょう・ニンニク・バジル・ローリエ・タマネギ等も次々に投入!して、トマトソースを作る。

後は先程捌いた身に小麦粉をまぶして、ムニエルにするだけ

 

 

出来た~~

 

 

メバルは当然のごとく美味い。

アカイサギは・・・・・・身がふわっとしてるし、トマトソースの酸味が効いているのか甘みが感じられる。何か上品。ワインOK!

どこぞの本で、「フレンチなど洋食店に卸され、重宝されている」なんて書いてあったのを読んだことがあるけど、”なるほど”ですな。

クセがまったくないので、どんなソースにも合うはずだし、油との相性も良いね~

 

最後は、専務作マハタのお鍋

 

プリプリの皮がおいし~♪

アラも全て使ってま~す♪

残りはもちろん・・・・・・雑炊!になりました

 

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アカイサギを仕込んで三日目。

昆布締めを出す。

半身は薄造り、残りは焼き霜造りにする。

 

 

うまい

薄造りは皮付きと皮なしと2つ作ったけど、なしでいいかな。

どちらも昆布の旨味がしっかりと染込んでいて、しっかりと魚の味を補っている。

食感も良く、フグ並に薄く切った方がおいしい

 

焼き霜は、刺身よりは上だけど、昆布締めよりは落ちると思う。今度からは薄造りだね

 

これなら、”食味”だけで考えればメインもありうるかな?