生憎の雨でしたが・・・
7月11日。紀州は朝から雨模様
午前中は降って止んでの予報だし、見習い達がやる気満々なので、ちゃちゃっと準備を済ませて海へ向かう。
今回はシュノーケリングの練習も兼ねているので、主に見習いと行動。
去年はシュノーケルの排気音を怖がっていた見習いだけど、今年は大丈夫。成長したね~
泳ぎ始めると、まずはトラフナマコがお出迎え
残念なのは、水の濁り。
雨が続いたせいで水が濁り、しかも水面近くに真水帯が出来ているところがあって、コンディションはかなり悪い。(真水帯のあるところは、汽水域によくある”ゆらゆら帯”のような感じで、ぼやけて見えるので厄介です)
写真では、黄緑っぽく濁っているように見えますが、これはカメラのせい。水中モードにしたらこうなりました
実際は、少し霞ががったような感じです。(下の丸い海藻が写っている写真が近いかな・・・)
ナマコ系はへっちゃらな見習い
物心つくまでに、バケツに入ったナマコ(達)に触って遊んでたからかな?
次に出迎えてくれたのは大きなアメフラシ。
産卵(いわゆる、海そうめんですね)中の個体もいました。
で、見習い達にかかれば、こうなっちゃうわけです
岩礁帯まで泳いでくると、こんな海藻に出会いました。
まるで海底から生えた1本の木のよう。
去年に比べて海藻が増えている感じ。いいことだ~♪
こちらは小魚の群れ。
近づくと・・・
見慣れたこ奴らでした。
他にも、
ルリスズメダイ・グレ・キュウセン・クロサギ・シオ
等々色んな魚がいました♪
これはボラ。
餌を食べています。
写真右手に砂が盛られたようなところがありますが、何かわかります?
正体はコレ。
アメフラシ。
浅いところにもいて、潜りたての奴をウッカリ踏むと・・・
こうなります
砂地にはこんな魚も
これは、キュウセンにつつかれているところ。
キュウセンが食べる訳ないですから、じゃれていたのかも分かりませんね。
キュウセンの攻撃にたまりかねて逃走。
正体は、キス狙いの外道王。
刺身にして美味天ぷらにしてもまた美味なメゴチでした♪
その後、磯場に移動。
お決まりの生物採集です♪
磯場で採集した大物たち。
イトマキヒトデ・タコノマクラ・クロナマコ・トラフナマコ・ゴテンアナゴ
トラフナマコが見事にキュビエ器官を出してます。原因はもちろん見習いです。。
キュビエ器官を出さなかったから、クロナマコだと思うんだけど、柔らかかったから、
ひょっとしたら、ニセクロナマコかも。
ヒトデはこのサイズ。
結構大きいです。
磯場でもしこたま遊び、降って止んでの天気に体が冷えてきたので、昼前に撤収しました。
すると・・・
すっかり後片付けを済ませた頃に、大粒の雨が降ってきました。
う~ん、紀州らしい雨ですな~~~
そんなこんなで、雨に祟られた一日だったけど、楽しかった~
でも、晴れていたらもっと楽しかっただろうな~