最近、当院に「脊柱菅狭窄症」の患者様が多く来院されます。
今日は、脊柱管狭窄症の症状でもある「間欠性跛行(かんけつせいはこい)」についてご紹介致します。
「間欠性跛行」とはある程度の距離を歩くと痛みで歩けなくなり、
休憩すると再び歩けるという症状をいいます。
主に「脊柱菅狭窄症」や「閉塞性動脈硬化症」などで見られる症状です。
「脊柱菅狭窄症」とは脊柱菅という神経の通り道が腰椎の変形などにより、神経の圧迫、
神経内の血流障害を起こす病気です。
症状としては ①腰から片側または両脚への痛み
②シビレ
③動作開始時痛
④間欠性跛行
⑤圧迫される神経によっては尿が出なくなる
⑥便を失禁したりすることもあります。
症状によっては手術が必要になる場合があり、転移性の脊椎腫瘍などとの鑑別が必要になります。
過度の安静はかえって復帰を遅らせますので、痛みが増さない範囲で歩くことや
骨盤の体操をお勧め致します。
この記事は長田副院長が『すこやか新聞』に掲載していますのでぜひ見てくださいね!