今年から研究会の情報誌に私の心に響いた言葉と、
その言葉をどのように感じたかを書いているので掲載致します。
子(し)曰(いわ)く、学んで時に之(これ)を習う。亦(ま)た悦(よろこ)ばしからずや。
朋(とも)あり、遠方より来たる。亦(ま)た楽しからずや。
人知れずして慍(うら)みず。亦(ま)た君子(くんし)ならず。
≪訳≫
孔子先生はおっしゃいました。
学んで自分で繰り返し、復習・練習し、
それが身についていくことは楽しいものだ。
そうした中で刺激し合え、高め合える友が来てくれて、
共に学ぼうとしてくれることほど楽しいことはない。
このように実力をつけていっても、
すぐに人が認めてくれないこともあるが、気にすることなく、
さらに成長を続けたいものだ。
これこそが君子≪成長する人≫ではなかろうか。
論語より
≪矢野の感じた事≫
私は、田中経絡按摩・関節運動法の講習会に参加し10年程経ちます。
ここで学んだ手技を何千回、何万回と練習し、
そして、またこの講習会に参加する。
ここに来れば、共に学ぼうとする志し高い皆様がいて、
それに刺激を受けながら私自身も成長していけているのではないかと思う。
患者様に喜んでもらえるのも、田中先生をはじめとし、
指導員、受講生の皆様のお蔭だと感謝しています。