運命と出会う瞬間

映画・小説・音楽・・なんでもありの気ままな感想

春風と偶然

2011年02月18日 22時59分20秒 | Weblog
春一番!とまではいかなくても、一雨ごとに春に近づくのを
強風の中にも感じながら
打ち合わせで、久しぶりに銀座の歌舞伎座の傍に出かけた。

早すぎたのでどこかに寄ろうかと見回したら
新しい見慣れない立派な建物が。。
ADK松竹ビル・・・いつのまに、こんなものが、と引き寄せられて
その三階に大谷図書館があると案内が書かれているのを見た。
もしやと、胸が高鳴った。。

閉架式のその図書館で、作品索引からでも、著者索引からでも
・・・あったのだ、簡単に、探せてしまった。

かつて、父が関わった、古い作品たち。
しかも、脚本も、スクラップブックも、スチールまで。。。あるなんて。
胸が詰まった。

もうすっかり、見ることはできないとあきらめていた、いま、このときに
こんなプレゼントがあろうとは。
そして、今日の打ち合わせの仕事だって
降って湧いたような話で、のこのこ来て、その偶然の展開だった

毎朝、感謝を述べている
たくさんの精霊やエンジェルや、遠いご先祖や、祖父や、二人の父や・・
みんなが、まちがいなく、見ていてくれる、愛してくれている、
通りに出たら、そのことが身体でリアルに実感されてきて
涙で街の通りがかすんできた。。

ありがとう、がんばるから。
要領わるくて、生きベタだけれど
少しでも、恩返しできるよう、この命をいただいていることを
みなさんに、地球に、世界に、人に、木木に、すべてに。
だから、これからもどうかずっと見ていてください。