ああ、たみさん
あなたが天に向かう日がこんな暗い空と雨の天気であろうはずがない
そう思いながら葉山に向かうと
降り立った、あなたのアトリエと裏山は
信じがたいほどのくっきりと澄んだ青空とまぶしい太陽でした。
ああ、たみさん
あなたの素晴らしいお父上の
人を想い、娘を想い、天を想う、りりしく涙をおさめたお言葉に
この父ありてあの娘ありと、わからせていただき泣けました。
ああ、たみさん
あなたの横にいるときの
何の気遣いもいらない、ただ、ありのままの感性のままを
出し合っても、何も変でもおかしくもない安らぎと
完全に美しく公平なるかの地を、懐かしく恋しくあこがれる記憶は
この地上で稀有のものでした。
ああ、たみさん
あなたが瞬時に光になって
Tシャツを脱ぐように軽やかに置いていった身体になど
なんの未練もなく、愉快に、存分にとびまわていることは
羨むくらいで、哀しんだりはしないのですが
歌って踊って送り出すこそふさわしい
笑っちゃうくらいなんでもないことよ、との声が聴こえるようなのですが
それでもきっと
皆はときおり
あなたの横におれないことを思い知っては
あなたの創作のこぼれ話をきけないことを
気高く自由な美意識が顕現したその姿を見れないことを
さびしく思って泣くでしょう
そういう存在のあったことを
胸の中から誇らしく取り出しては眺めることでしょう
そしてあなたは、あら、まあ、と、
かんらかんらと笑い飛ばすでしょう。
とっとと、あなたにしかできないことをおやりなさい
そうきっぱりと言うでしょう
合掌…ありがとう
あなたが天に向かう日がこんな暗い空と雨の天気であろうはずがない
そう思いながら葉山に向かうと
降り立った、あなたのアトリエと裏山は
信じがたいほどのくっきりと澄んだ青空とまぶしい太陽でした。
ああ、たみさん
あなたの素晴らしいお父上の
人を想い、娘を想い、天を想う、りりしく涙をおさめたお言葉に
この父ありてあの娘ありと、わからせていただき泣けました。
ああ、たみさん
あなたの横にいるときの
何の気遣いもいらない、ただ、ありのままの感性のままを
出し合っても、何も変でもおかしくもない安らぎと
完全に美しく公平なるかの地を、懐かしく恋しくあこがれる記憶は
この地上で稀有のものでした。
ああ、たみさん
あなたが瞬時に光になって
Tシャツを脱ぐように軽やかに置いていった身体になど
なんの未練もなく、愉快に、存分にとびまわていることは
羨むくらいで、哀しんだりはしないのですが
歌って踊って送り出すこそふさわしい
笑っちゃうくらいなんでもないことよ、との声が聴こえるようなのですが
それでもきっと
皆はときおり
あなたの横におれないことを思い知っては
あなたの創作のこぼれ話をきけないことを
気高く自由な美意識が顕現したその姿を見れないことを
さびしく思って泣くでしょう
そういう存在のあったことを
胸の中から誇らしく取り出しては眺めることでしょう
そしてあなたは、あら、まあ、と、
かんらかんらと笑い飛ばすでしょう。
とっとと、あなたにしかできないことをおやりなさい
そうきっぱりと言うでしょう
合掌…ありがとう