運命と出会う瞬間

映画・小説・音楽・・なんでもありの気ままな感想

若葉の頃

2011年04月26日 10時13分06秒 | Weblog
おめでとう。
新緑あふれる素敵な誕生日だね。

10代は、なんでもが自分の基礎となって種となるからね。
いっぱいいろんなものや人を見て
じぶんの土壌を豊かにできるよー。
いいこともちょっとはつらいことも
全部があなたを育ててくれるから
宇宙がくれた
もともともっている命の力と野性の力を信じて
やりたいことをやって生きてみよう。

いつも応援しているよ。



・・・・・窓の外一面の桜の大木さんの花のあとは、ワンワンと息づいている若葉に癒される。

枝には時折、山鳩や椋鳥が来てとまっていく。

玄関のドアの横にも一面の緑・・・あまりの若葉三昧の景色に
思わず浮かんで来た讃美歌
「みどりも深き若葉のさと♪。。」
学生時代から好きで、子供の父母会でも何度かオルガンで伴奏をしたこの歌。

ビージーズの「若葉の頃」も、エンドレスで聴いても飽きない名曲だ。

若葉あふれるこの部屋の眺めに
護られてきていた二年をあらためて感謝する。

ありがとうね・・。


食事の力

2011年04月22日 00時49分38秒 | Weblog
春づくし☆

わらびのおひたし、かぼちゃの煮物に木の芽、うどのキンピラ、根三つ葉の味噌汁、名古屋コーチンと仙台ねぎの塩焼き
そしてそして、土鍋で炊いたぴかぴかご飯!

塩釜で被災されて、海外に逃げた後、帰国されたご夫妻をお迎えしての夕餉。
帰国されてはじめての食事ということで
先日、みなで腕をふるって春の献立をはりきったところ

「うまい!!」とご主人の叫び。

みるみる五杯もおかわりをされた。
「ごはんがいちばんだ」
の、万感こもったつぶやきと沈黙に涙。。。

そうなんだよね、毎日食べても、おいしいごはん
わたしたちには、やっぱり、このごはん
人生の最後に食べたいのもきっと炊きたてごはん

「おつかれさま」、の言葉の代わり

それはもう食欲とかを越えた
もっと深い深い、DNAからくる安らぎ、満足。

ありがたい。。一粒一粒を見つめたり、かみしめたりの、あたたかな食卓でした。

HAYAMAの海

2011年04月21日 09時31分43秒 | Weblog
しごとの打ち合せに葉山に行った。
御用邸に近い真名瀬の浜のおだやかさ、うつくしさに魅入られた。
しずかな、いのちのゆたかさ、ふりそそぐ光を受けて
キラキラと揺れ続ける水面
どこかと似ている、そう考えたら、なんと久高の聖地の海だつた。

東京からこんなにちかくに
こんなニライカナイがあるなんて信じられない気がするが
まさしく、ここは、時を越えて存続する地球の母なる海の子宮。
この葉山からも西や南に避難して行かれる方が続出しているというけれど
このニライカナイでさえ
だめになるようなときは
もぅどこにいようと。私たちは
このように慈悲あふれ偉大な地球にどういうことをしたのか
魂から後悔しても遅い時なのだろうと想う。

55雑感

2011年04月19日 23時46分07秒 | Weblog
数年前だけれど
ちーむ55だったかな、てんつくマンという人の作った最初の映画を観て本当に感動して、「配ってくれる人」募集という、アザラシの赤ちゃんの表紙の新聞を山と買って帰り、さらに追加で発送してもらい、マンション周辺から、当時借りていた家庭菜園の周囲から、紙袋に入れて行っては一軒一軒、配った。

夫は配るどころかそれをいい顔をしなかったので、遠慮しながらちまちまとなので、もとが大量だっただけに、なかなかなくならず、それでもあきらめずに必ずいつか配り終えるつもりでいた残りは、結局はからずも私が不在になったあいだに彼に全部棄てられてしまっていた。

どうして、配るのがよくないの?と尋ねたとき、てんつくマンは評判がよくなくて、この新聞も賛否両論だから。。と。
でも、自分たちがいい内容だったらいいじゃないかなあと思った。

息子も、「どうしてお父さんは配らないのかな」といいながら一緒に協力して、配ってくれたり、学校にも持っていったり。
先生はなんと?と尋ねた夫に、「いいね、みんなもっていきなさいって言ってたよ」と息子。
それでホッとしてからは自らは配ってくれないけれど、私が、夫婦で夜ジョギングまがいの散歩をするときに、ポストにいれても反対はしなくなった。

その後、どういう展開か,
いまではノリノリでおつきあいしているらしいからわからないものだ。

逆に私は、その間いろいろあって、ご縁がなくなって遠ざかっていたけれど、最近いち早く東北へのレスキューに出発されたときいて、やはりさすがの行動力だなあと、かつてのそんなこんなもつれづれに思い出している。


ツバメの帰還、そして「ふるさと」

2011年04月17日 22時16分25秒 | Weblog
思いがけず、ツバメが還ってきた![m:50]
こんな状況の空と街に、思ってもみなかった、嬉しいー。

そっかー、まだまだだいじょうぶ、いられないところには翼と野性の勘がある彼らが来るはずはないですよねー。

燕さん、昨年はいつも勝手に、誰も乗っていなくても動いていた、あなたの巣の下のエスカレーターは、今年はちゃんと停まっているでしょう?
私たちも、ちょっぴりだけど、生まれたときにいただいた手と足と身体の力で
日々を賄おうとし始めているのですよ。
もっとも、自発的じゃなくて「いいかげんにしなさい!」ってさすがに怒って見せた地球おかあさんにお尻をはたかれてのことだけどね。[m:58]

おりしも、今日、千葉の鴨川で
仲間や友人や有志たちが、そのお母さんにごめんねー、ありがとーと、祈りを捧げています。
私の大好きな友人のひとりが、「ふるさと」をフラにして踊っています。
先日、私も手の振りだけ教えてもらいながら、おもわず、泣けてきて唄えなくなりました。

『山は青きふるさと、水は清きふるさと・・・・』

尊い、尊い、わたしたちのこの星、に恩返しをたい、いつまでもきれいでいて・・。