運命と出会う瞬間

映画・小説・音楽・・なんでもありの気ままな感想

神のはからいは限りなく・・・

2011年06月30日 20時53分11秒 | Weblog
原稿に夢中になっていたら、背中越しから、来てる来てる
なんとなーくの気配、いい夕方が来る前の、あの空気、空の気配でムズムズが来て
いったん手を止め、今晩のアボガドでも買ってこよっ、と外に出た。
案の定、ピンクの雲や白い雲の展示会のような空に誘われ
まだ越して間もないご近所をあてもなく自転車散策

アレヨアレヨと、探していた地とは別なのに越して来ることになったこの町。
駅にしか行ったことなかったけれど
反対側には、なんとせせらぎの遊歩道

夕方独特のおいしい風と空気にのって
ほんの少し行ったら、水の音が!
なあんだ、わざわざハワイの波音のCDをかけていたけれど
こんな近くにホンモノの川の音がしっかりと。
水の音というのはどうしてこんなに落ち着くのだろう
そんなことを考える。

左に熊野の川のような音
右側は、青森のぶな平のような林を思わせる原生林

神さま、ありがとう!!
なあんにも知らないでやってきたのに
このおはからい。
なんとなく、またもや縄文の土地の気配。

「神のはからいはかぎりなく」
というのは新約聖書の聖句らしく、先日教えていただいて以来
ほんとうにそうだと実感するばかり。

明日の朝は五時前に起きて
この水辺の樹の椅子で体をひねったり本を読んだり
なんて素敵

掃き集められた枇杷の葉を一枚
今夜の足裏湿布用にカゴに入れ、しあわせな帰り道。
ささやかなしあわせほど、うれしいものはないこのごろ。。。