運命と出会う瞬間

映画・小説・音楽・・なんでもありの気ままな感想

11月!

2011年11月02日 10時35分21秒 | Weblog
誕生日があるからというだけでなく
11月が大好きだ。

空も空気も河も澄んでキラキラと輝いて、地球ごと、新しく生まれ変わるような感じがする。

奈良から伊勢と、駆け巡ってきた昨日までの素晴らしい旅のあいだも、自然や木々や風に、大いなるいにしえからのものが新しくまた生まれてきているサインを見せていただいた。
それに引き寄せられるかのように、ここでもかしこでも、懐かしいたましいの友や仲間が再会したり集まったり。
あちらこちらで、ほんとうの意味でのお祭りが始まっている。

今回の奈良では、或るお寺で思いがけず、母なる秘仏ともいえるような阿弥陀像も特別に拝させていただく機会をいただいた。
同時に、ハワイ島でいち早く自然農法の農園とリトリートを築いてきた小田まゆみさんと、日本のマチスとも言われる、彼女の美しい色彩の絵を、長年磨かれた艶の古い柱がある広間で囲みながらのヨガと身体への感謝。
始まっていく各地での自立した小さな村、の予感に心を躍らせたのち、今度は伊勢の、鏡を祀られた古社にて、それぞれの胸の中にある鏡、自分の中にある鏡を、光らせ生きることの意味をいよいよ感じる参拝。
何千年と変わらず川面を吹く風と水面に照り映える太陽の光に、いのちをいただいて生きることのありがたさに勇気百倍。
・・・夢のような5日間のあと、東京に戻ってからは、しばし、浦島太郎ならぬ花子のような感覚だ。

明日は、やはり、時なんか関係なく、いつもずっとそうだったにちがいないたましいの持ち主、かっこちゃんこと山元加津子さんの話しを久々に聴けるし。
「すずきさん、わたしたち、同じ星から、来てますね」・・・いつか、かっこちゃんに、彼女の撮った写真展で、一枚の写真に見とれてた私の背中のうしろから、なんだか嬉しそうにお茶目に、あの可愛い声でささやかれたときのくすぐったさを思い出す。
そう???私は、あなたの、その聡明さ、その実行力、表現力の何億分の一さえもない、情けない人間なんだけれど、そうか、腕力のなさと、方向音痴と、誰でもおんなじーと、おもっているところは、ふるさとが同じなのかも?光栄です。

2011、11、なんだか、1、始まりがいっぱいな秋の『はじまり』っ!。