運命と出会う瞬間

映画・小説・音楽・・なんでもありの気ままな感想

スイッチをオンする前に

2010年08月20日 00時34分43秒 | Weblog
先日、ジョン・ケージが舞台照明と音のチューニングをしている記録フィルムを観ながらしみじみと気づいたことがある。

常々言われている、もうすぐ世の中が変わるとか、もう地球は変わり始めているとか、について。

もうかなり久しく、そう言われてきて経っているのに、環境もぎりぎり、人の間でも悲惨な事件やおかしなことがたくさん起きてきているのに、なぜ、良くなるのなら、早く変わってしまわないのだろうって思いたくなるけれど、そうか、その前のチューニングが大事、調整が必要なんんだって気づいた。

縄文時代とかから人間という種が内在的に持っている本質やたくましい能力、は、現代の文明やひずみに生きてきた時間が長かった中で劣化したり、ぶれてしまっている。
ちゃんと用意が整い、ほこりやゴミも取り除いてからならよいけれど、ずれたり、劣化したままで、いきなりスイッチが入ってしまった怖さを、身の回りだけでなく、このところよく見たリ聞いたりもしている。

突然、別人格になってしまった気になって、家族を捨ててしまう人、教祖になってしまう人、淫靡に走ってしまう人、解放された気になってしまう人、空から名前が降ってきてしまう人・・・
スイッチは、やみくもに、オンするのもされるのも本当は、恐ろしさもはらんでいると知っておく必要があると、気がついた。

そして、そのために、身体で浄化を果たさねばならない人、経済で果たさねばならない人、・・それぞれの課題ごとにクリーニングが起きているのだと合点した。

それぞれの、テンポとタイミングと課題にあわせた、それぞれの浄化とチューニングは、宇宙が知っていてくれるからあせってはいけない。

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