レンズの向こうに・・・PART2

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

Vol.2037 日南市飫肥の愛宕神社の夏祭り  (Photo No.14571)

2020年07月25日 20時26分03秒 | 風景

地元の愛宕神社で夏祭りが開催され、いろんな神楽の舞が奉納されました。ここの
宮司さんは私が中学時代に陸上部だった時の一つ後輩にあたり、彼には日頃いろいろ
とお世話になっているので、この日は夏祭りの行事の写真を記念に撮ってみる事にし
ました。生で神楽の舞を見るのは、2017年2月11日の建国記念日に催される日南市北郷
の潮嶽(うしおだけ)神社の「潮嶽神楽」以来です。やはり神楽の舞を見ると、日常では
なかなか味わえないとても神聖な気持ちになります。人間というものは、時々ワンパタ
ーンな日常生活からかけ離れた場所に立って、まるで第三者が自分を見るように、冷静
な気持ちでいろんな事象を捉えるのも必要な事のような気がします。

【撮影日】2020/07/23 18:28:04.91
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:52mm f/4 1/30秒

今日の日南は晴れましたが雲が多く、過ごしやすい一日でした。先日は35℃超えの猛暑
日を記録した日南市でしたが、昨日は強い雨も降って暑さも一段落といった状態です。
今日はママさんバレーの練習ではなく、地元の地域の年配の方達とのミニバレーの練習日
でした。毎月第二、第四土曜日が地元の年配の方たちとの練習日となります。ママさん
バレーの練習日は、毎週火曜日と木曜日の午前中ですから、一か月間でだいたい10日~12日
間はバレーをやっている事になります。夏場は、これに加えて堤防の草刈りや、公園の清掃
等もあって、自分でも元気な方だと思う私でも、夏場は結構体力を消耗してかなり疲れます。でも
思い切り動いてたくさん汗を流すのは気持ちがいいものです。おかげで夜もしっかり7時間
くらいは熟睡できます。健康的な生活を送っているという事になるのでしょうね。

先日、続けて読んだ小説に偶然にも同じような名前の猫が登場してきました。最初に読んだ
のは木村友祐の「野良ビトたちの燃え上がる肖像」という本で2016年11月30日に発行された
小説で、猫の名前は「ムスビ」と言います。名前の由来はこう書いてありました。

【ほぼ白地だが、耳と額にかけて生えた黒い毛がおにぎりの海苔のように見える。しかし
「おにぎり」とか「にぎり」だと呼びづらいしカッコ悪いから「おむすび」の「お」を省い
 て「ムスビ」と呼ぶことにした】

と紹介されたいました。もうひとつの小説は村山由佳の「燃える波」という本で2018年7月10日
に発行されたもので、こちらに登場する猫は「おむすび」という名前でした。小説の中で紹介
されている名前の由来は

【全身は白の美形なのに、頭のてっぺんにだけ海苔をのせたような四角いぶちがあるが笑いを
 誘う】

小説家というものは、なかなかどうして似たような発想をするものですね。普通の人は考え付か
ないような面白くてユニークな名前を付けるものです。「ムスビ」も「おむすび」もまさしく
小説映えする猫の名前だと思います(笑)。


さて今日のお薦めの曲はブレッド&バターの「あの頃のまま」です。懐かしい歌です。


愛宕神社の階段は200段以上もあります。 (Photo No.14570)

2020年07月25日 20時25分33秒 | 風景

どこの神社もそうですが、そのほとんどが山の中腹か頂上近くにあって、必ずと言っていいほど
長い階段を上って行く事になっています。楽してお参りできないのは、やはり神様はある種の試練
を与えて、それでその試練を克服して初めてお願いする事ができる権利を与えてくれるのかもしれません。


【撮影日】2020/07/23 18:10:53.64
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/4 1/15秒


飫肥の街の愛宕神社もかなり老朽化してきましたね。 (Photo No.14569)

2020年07月25日 20時25分02秒 | 風景

神社が山の中にあると、やはりそのメンテナンスも大変で、すぐにシロアリ等にやられてしまいます。
神社の周りには大きな木がたくさんあるので、日当たりも悪く、シロアリにとってそんな神社が格好の
餌食となるのでしょうね。愛宕神社も近いうちに補修が必要となるでしょう。

【撮影日】2020/07/23 18:36:29.00
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/4 1/30秒


お面を被って15分近くも踊り続けます。 (Photo No.14568)

2020年07月25日 20時24分26秒 | 風景

夏場にこのお面を被って踊るのはさぞかし大変な労力が必要な事だと思います。近頃は、この神楽
を踊れる人も高齢化していて、神楽の継承者を探すのも大変なことだと、おっしゃっていました。
こうした伝統的な行事の継承者不足という問題は、おそらく日本中の共通の問題だと思います。
何かいい問題解決の方法はないものでしょうか。毎月1万円くらいの「伝統行事継承者手当」を
市とか県とかの予算で賄えるといいのですが。

【撮影日】2020/07/23 18:27:48.76
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/4 1/30秒


そろそろ修復が必要となってきた神社に奉納された絵 (Photo No.14567)

2020年07月25日 20時23分56秒 | 風景

左側にいるのは鼻の長い天狗様でしょうか。右側にいるのはよくわかりませんね。天狗様の足元
には座っている人物のようなものが描かれているようです。絵の中央部の緑色はカビの一種かも知れ
ませんね。最近はカビだけを取り除く薬品もあるようですから、ちょっと調べて宮司さんに提案し
てみましょう。

【撮影日】2020/07/23 18:35:10.08
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/4 1/30秒


剣の舞を踊るちょっと若い男性  (Photo No.14566)

2020年07月25日 20時23分25秒 | 風景

行事の後で年齢を聞いたら確か45歳くらいと言われました。これくらい若い人が神楽を習得して舞って
くれるなんてありがたい事ですよね。市内の神楽を舞う人は、そのほとんどが60歳以上の高齢の人でし
たから、45歳の彼はとても貴重な存在だと思います。今後も期待してます。頑張って!。

【撮影日】2020/07/23 18:20:42.34
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/4 1/30秒


真剣なまなざしがカッコいいですよね。 (Photo No.14565)

2020年07月25日 20時22分57秒 | 風景

人は、やはり何かに熱中している姿ってカッコいいと思いますよね。宗教的な意味合いもある
この神楽をはじめ、能、歌舞伎といった日本古来の伝統芸能に日本人はやはり歳を重ねる毎に
何かを感じて惹きつけられるような気がします。それはもしかしたら日本人として生まれ持っ
たDNAが年齢とともに騒ぎ出すからなのかも知れませんね。


【撮影日】2020/07/23 18:18:33.34
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/4 1/30秒


この3人でこの日の催し物が厳かに執り行われました。(Photo No.14564)

2020年07月25日 20時22分27秒 | 風景

中央が能面を被って踊っていた方です。向かって一番右側が、ひとつ後輩のこの愛宕神社の
宮司さんです。 宮司さんは焼酎が大好きで、見るからにスマートとは言えないこの体型でも
駅伝とかマラソンとかの長距離を好タイムが走りぬけるんですよ。凄いでしょう。

【撮影日】2020/07/23 18:32:53.49
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/4 1/30秒


すべての行事が終わって、前鶴公民館でお疲れ様会です。 (Photo No.14563)

2020年07月25日 20時21分48秒 | 風景

この日は飫肥の街の各地域の自治会長がたくさん出席されていました。やはり愛宕神社は
飫肥の街にとっても大事な神社です。これからも末永く地域の行事が続いていくことを
心から祈っています。宮司さん、いつまでも頑張ってね!。陰ながらずっと応援してますよ。

【撮影日】2020/07/23 19:02:16.60
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/4 1/30秒