レンズの向こうに・・・PART2

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

Vol.2045 早咲きの桜「日南寒咲1号」が見ごろになってきました。  (Photo No.14234)

2018年02月17日 16時53分28秒 | 風景
飫肥城跡の旧本丸下では、早咲きの桜「日南寒咲1号」が見ごろになっていましたよ。
その桜に花の蜜を狙ってメジロがたくさんやって来ていました。前回のブログでは
梅の木にやってきたメジロの写真をアップしましたが、梅と桜、果たしてメジロに
とってどっちの蜜がごちそうなのでしょうか。ところで、鳥類の仲間はどちらかと言
うと嗅覚よりも視覚の方が優れていると言われています。猛禽類の中には、人の目に
見えない紫外線が見える仲間もいるとか。という言う事は、メジロは桜が咲いた事を
人間のように視覚から判断しているのでしょうかね。でも、もしかしたら桜の木の回り
に漂っている甘~い蜜の香りに誘われてやって来たのかも知れませんよね。

【撮影日】2018/02/17 14:53:01.00
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/1250秒

今日は朝から快晴となった日南でした。気温も上がって暖かかったですね。川向うの
山からはウグイスの鳴き声も聞こえてきて、まさに春がやってきたような感じの天気
となりました。数日前、フクロウを探しにちょっと山歩きをしてきました。ある程度
見晴らしがよくて、フクロウの餌である小動物がいそうな草原、河原、とそのあたり
を見下ろせる大木がある場所を探してのチョイ旅です。この日の午前中、飛ヶ峰の
「中ノ尾供養碑」から乱杭野まで3時間くらい林道を探して歩き回りましたが、フクロ
ウの気配はありませんでした。夜行性のフクロウは日中に鳴くことはありませんので、
大木の上部の木の枝や、途中にある木のほこらを望遠レンズを使って探し回るのですが
これがなかなか大変なのです。夜になれば家の前からも「ホーホー、コロスケホーホー」
と鳴き声が聞こえてくるで、そこにいる事に間違いはないのですが、夜ですから普通の
カメラで撮影することはできません。こんな感じだと果たして今年中にフクロウが撮影
できるかどうか・・・。まさに前途多難な感じがしてきました(笑)。

今日のお薦めの曲は柏原芳恵の「春なのに」です。まもなく卒業式を迎える季節となり
ます。若い時の出会いと別れの切ない思いがいかに大切な思いだったか、それは大人になって初めて
わかるもの。そんな切ない思いが歌詞の中に込めれれている「春なのに」。今年も多くの若者が歌詞
のように「ため息」をつくのでしょうか。私がこのブログを始めたのが2007年10月でした。確かそ
の3年後くらいにブログの中で「今日のお薦めの曲」としてYouTubeにアップされている曲を紹介し
始めたのですが、最初にリンクを張ったのがこの柏原芳恵の「春なのに」でした。あれから10年以上
も過ぎてしまったんですね。本当にアッと言う間でした。

春の暖かさが椿の花を落とすかのように・・・。  (Photo No.14233)

2018年02月17日 16時52分11秒 | 風景
自宅の庭を、毎朝年老いた母がホウキで掃いてくれるのですが、その綺麗になった庭の
苔の上に、今朝も淡いピンク色の椿の花が落ちていました。いつもより落ちている椿の
花の数が多い気がするのは、きっと昨日に降った雨のせいかもしれません。明日は母の
90歳の誕生日。90歳は「卒寿」と言うそうですね。還暦からの長生きの節目となる長寿
を祝う呼び名は下記のようにいろいろありますが、250歳まであるとはびっくりです。

60歳・・・還暦 生まれた年の干支に還ることから「還暦」と呼ばれるようで
        赤いちゃんちゃんこの風習があり、赤が長寿祝いの色とされ
        ているそうです。

70歳・・・古希 中国の唐時代の詩人、杜甫の詩の一節である「人生七十古来
        稀なり」に由来しているそうです。お祝いの色は紫。

77歳・・・喜寿 「喜」という字の草書体が七を3つ重ねた形になり、七十七と
        読めることに由来しているそうです。お祝いの色は紫。

80歳・・・傘寿 「さんじゅ」と読みます。「傘」の略字が八と十を重ねた形に
        なり、八十と読めることに由来しているそうです。お祝いの色
        は黄、金茶。

88歳・・・米寿 米寿の名前の由来は、きっとご存知の人が多いと思いますが、「米」の
         字をくずすと八十八と読めることに由来していましたね。お祝いの色は
黄、金茶。

90歳・・・卒寿 「卒」の略字である「卆」が九十と読めることに由来している
        そうです。お祝いの色は白。

99歳・・・白寿 百から一を引くと「白」となることに由来しているそうです。
        お祝いの色は白。

100歳・・・紀寿または百寿 100年が一世紀ということから紀寿、また100歳である
              ことから百寿と呼ばれているそうです。お祝いの色は白。

108歳・・・茶寿 「茶」の字の草冠が二つの「十」に分解できることから「二十」、下
         が八十八に分解でき、20と88を足すと108になることに由来して
         いるそうです。100歳を超えると基本となるお祝いの色はないそう
         です。

111歳・・・皇寿 「皇」の字は「白」と「王」に分けられ、「白」は白寿と同じ「百」
         の字から「一」を取ると「白」になることから「九十九」、「王」は
         分解すると「十」と「二」で「十二」となり99+12で111を表すように
         なったそうです。

120歳・・・大還暦 十干(じっかん:甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と
          十二支(じゅうにし:子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)
          を組み合わせた干支による暦は60年で一周し、これを還暦(かんれき)
          といいますが、大還暦はそれが二周することを意味するので由来となった
そうです。ちなみに、これまで120歳を超えて生きた人類はわずか2人だけ
だそうですよ。

250歳・・・天寿 「天寿を全うする」と言う言葉はここから来ているようです。

【撮影日】2018/02/17 10:57:54.23
Nikon D810 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/2.8 1/8000秒

高佐砦 (たかさとりで)からの展望はなかなかでしたよ。 (Photo No.14232)

2018年02月17日 16時51分29秒 | 風景
前回のブログで日南市東郷の「高佐砦」に登ってきます、と書いてから1週間以上も経っ
てしまいました。ブログの更新が遅くなって申し訳ありませんでした。標高201mの高佐
砦の山頂までは、私の足で30~35分くらいで登れました。途中、風景を撮影しながらでし
たので、普通に登ればもっと速い時間で登れる事でしょう。頂上からの展望は思っていた
よりも素晴らしかったですよ。市内にお住いの皆さん、ぜひ一度登って見て下さい。

【撮影日】2018/02/08 14:01:17.08
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/10 1/640秒

「高佐砦」への登山道の入り口から登り始めるとすぐに竹林がありました。 (Photo No.14231)

2018年02月17日 16時50分37秒 | 風景
なかなか雰囲気のいい登山道でしょう。竹林の中って、ちょっと幻想的ですよね。足元も
じめじめしてなくて、むしろ落葉した竹の葉がサラサラした感じに積もっているので
とても歩きやすいのです。こんな登山道なら大歓迎です。

【撮影日】2018/02/08 13:11:27.33
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/4 1/100秒

登山道の途中に、たくさんのお地蔵様がありました。 (Photo No.14230)

2018年02月17日 16時49分55秒 | 風景
高さが30cmくらいの写真のお地蔵様が、登山道の所々に、正確に数えてはいませんが、
おそらく20体以上設置されていたように思います。もともと、この高佐砦は、敵が攻めて
くるのを監視するための砦だったようですからあまり仏教的な要素がある場所ではないと
思いますが、きっと信心深い誰かがたくさんのお地蔵さんを配置していったのでしょう。

【撮影日】2018/02/08 13:21:41.58
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:62mm f/4 1/60秒

お地蔵様の表情はみんな違っています。 (Photo No.14228)

2018年02月17日 16時48分26秒 | 風景
この登山道の脇にある20体以上のお地蔵様はすべて、右手に武器の一種の金剛杵(こんごう
しょ)、左手には数珠のようなものを持っていましたが、その表情はすべて異なっているよ
うな気がしました。もしかしてすべて手彫りなのでしょうかね。

【撮影日】2018/02/08 13:29:21.25
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:78mm f/4 1/1000秒

高佐砦の頂上にはこうして日の丸の旗が掲げられています。 (Photo No.14227)

2018年02月17日 16時47分47秒 | 風景
日南に戻ってきてからずっと気になっていた日の丸の旗でした。「何であんな所に日の丸
の旗があるんだろう?。あそこには一体何があるの?。」と言う感じで、この日の丸を
見ていましたから、また一つ疑問が解けてスッキリしました。

【撮影日】2018/02/08 13:45:54.07
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/4 1/2000秒

日南市の半分くらいは見えていると思いますよ。 (Photo No.14226)

2018年02月17日 16時45分48秒 | 風景
東郷の高さ201mの高佐砦から見える景色です。眼下に総合運動公園と市民プール、そして
かんぽの宿が見えています。吾田地区の西半分と飫肥の星倉地区がよくわかります。遠く
には小松山、男鈴山、女鈴山が見えています。この方角からみる日南の山々の景色もなか
なかいいものでしょう。

【撮影日】2018/02/08 13:44:58.60
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/4 1/6400秒

高佐砦からは海側の油津地区もしっかりと見る事ができます。 (Photo No.14225)

2018年02月17日 16時44分50秒 | 風景
油津港、大島もちゃんと見えましたよ。海側を見る時に、砦の東側の木々の枝がちょっと
邪魔になりましたが、見張り場所としては本当に最適の場所ですね。昔はここでたくさん
の武士達が交代で見張りをしていたのでしょう。その武士たちが見ていた山々の風景も、
恐らく今とそれほど変わりがないのじゃないかと思うと、感慨深げになります。

【撮影日】2018/02/08 13:55:04.48
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:50mm f/10 1/3200秒

Vol.2044  大堂津の浜辺の青い長靴   (Photo No.14224)

2018年02月07日 20時47分58秒 | 風景
今日、大堂津の浜辺(大堂津のJR日南線の鉄橋の下)あたりに行ったら、浜辺に
青い長靴が片一方だけ写真のように杭に逆さに干してありました。誰が何の為に
やったのか定かではありませんが、なかなか絵になる風景だと思いませんか?。
この辺りは地元の年輩の男性の方達がよく集まって、井戸端会議をしていらっし
ゃる場所なので、もしかしたらその方達がこうして長靴を逆さまにされたのかも
知れません。題して「絵になる悪戯」とでもしておきましょうかね。とても絵心の
ある方の、これはある意味「作品」とも言えますよね(笑)。

【撮影日】2018/02/07 11:35:24.00
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/2000秒

今日の日南はとても穏やかで暖かかったですね。北陸は豪雪のようですが、日南は
本当に高気圧に覆われて、暖かな晴天となりました。そんな中、久しぶりにR先輩と
野鳥を求めて日南市内をあちこち回ってきました。今日の目標とする野鳥はハヤブサ
です。鳥類の中でも最速のスピードで飛翔すると言われているハヤブサですが、その
ハヤブサが、獲物に襲い掛かる時に急降下していく速度の、これまでに計測された
最高速度が何と時速390kmだそうですよ。本当にもの凄いスピードですよね。恐らく
飛んでいる姿はなかなかカメラに収められないと思いますが、実は、狩りをして獲物
を捕まえた時が撮影チャンスなんです。昨年末にR先輩がその様子の撮影に成功されま
した。ハヤブサは獲物を捕まえると、それを食べる事に夢中になって比較的警戒心が
薄くなるそうです。もしかして今日もそんな出会いが待っているかもしれないと、期待
を胸に、日南市内をあちこち回りましたが、結局ハヤブサに出会る事はありませんでし
た。代わりに地元の野鳥写真家の方からフクロウの情報が入ったので、そのフクロウが
いつも夜や朝方に鳴いている場所に行って見たところ、たまたま現場で出会った地元の
人からも「大きなクスノキに巣を作っているようだ」と確かな情報が得られたので
「これは、もしかして今日こそフクロウに出逢えるかも!」と期待を胸にR先輩とワク
ワクしながら、その大きなクスノキ周辺を探してみたのですが、結局、フクロウにも出
会える事はありませんでした。ただ現場で、一瞬フクロウの鳴き声が聞こえたような気
がしたので、恐らくそのクスノキの近辺にいる事は間違いないと思います。フクロウが
そう簡単にはカメラの前には出てきてくれるとは思いませんが、でも現場が私の実家の
すぐ近くなので、今度じっくり探して見たいと思います。

今日は、今読んでいる本の紹介をしたいと思います。最近はちょっと読書量が減って、
それでも2週間で10冊程度は読んでいますが、その中で感動したのが中央公論新社から
出ている亀山早苗さんの「渇望(かつぼう)」と言う本です。40代から更年期を迎える
女性のさまざまな葛藤、挫折、孤独感、性の事、生きる目的、そんな内容が赤裸々に
綴られていて、まるで実写版熟年気を迎えるた女性のドキュメンタリー小説なのです。
この本はぜひとも40代~60代の男性に読んでもらいたい本ですね。男が気付かなかっ
た女性心理が本当に見事に表現されているんですよ。これを読めば、今まで気づく事の
なかった女性心理がわかるようになるかも知れません。そうすれば、たぶん夫婦喧嘩も
無くなるかも知れませんよ(笑)。超、お薦めです!。

今日のお薦めの曲はイルカの「雨の物語」です。歌詞をじっくり読んだ事はありません
でしたが、じっくり聞いてみると「一つの恋が終わった」という感じの曲のようですね。
ちょっぴり悲しい歌だったようです。

春の訪れを告げるホトケノザが咲き出しました。 (Photo No.14223)

2018年02月07日 20時46分59秒 | 風景
日南ではもう道端にホトケノザが咲き出しました。花の形がウチワを持った踊り子みた
いに見えるので姫踊子草(ヒメオドリコソウ)と間違える方も多いですが、葉の形と葉の
密度が異なるので、意外と見分けるのは簡単だと思います。小さい花ですから足元を
よく見ていないと気付かない花です。今度、近くの土手等で探して見て下さい。

【撮影日】2018/02/03 14:08:55.86
Nikon D300 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/5.6 1/1250秒

梅の木の先端に絡まった弦(つる)の先でメジロが鳴いていました。 (Photo No.14222)

2018年02月07日 20時45分24秒 | 風景
メジロの鳴き声はとてもきれいですよね。私が子供の頃は、よくメジロを飼って、鳴き声
を楽しんでいる人が多かったような気がしますが、最近はまず見かける事がなくなりました。
調べて見ると、昭和38年に狩猟法が一部改正され、題名を「鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律」
に改正されてから、メジロの捕獲は一年以下の懲役又は百万円以下の罰金、飼育は六ヶ月以
下の懲役又は五十万円以下の罰金(鳥獣保護法83,84条)と定められたからのようです。
かなり厳しい罰則ですね。でもこれぐらい厳しくした方がいいですね。

【撮影日】2018/02/03 13:14:39.08
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/10 1/500秒

河口に浮かぶ大きな切り株の跡   (Photo No.14221)

2018年02月07日 20時44分37秒 | 風景
台風の洪水が来ても、ずっと残っているこの切り株です。この切り株は広渡川の河口に
あって、ちょうど今飛来してきている多くの水鳥(カモやシギの仲間)の憩いの場にも
なっています。

【撮影日】2018/02/07 11:07:00.83
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/1600秒

梅ヶ浜の沖合を航行していく貨物船   (Photo No.14220)

2018年02月07日 20時43分54秒 | 風景
日南海岸の沖合を貨物船が航行していく風景って、なぜか癒されます。こんな風景を
見ながらじっくりと熱いコーヒーを飲みたいものですが、そんなお洒落な喫茶店は
残念ながら日南市にはないようです。ユーミンの「海を見ていた午後」の歌詞にある
♪ソーダ水の中を貨物船がとおる♪の山手のドルフィンみたいなレストラン&喫茶店
が日南にも欲しいですね。

【撮影日】2018/02/03 13:49:30.25
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:90mm f/5.6 1/3200秒