JRAの武豊騎手が4500勝を達成しました。もちろんJRAの通算勝利数No.1。4500勝目に乗った馬がウエットシーズン。次の目標を訊かれて、「次の1勝」と答えたそうです。4500勝もしたのに地道な答えが返ってくるところが素晴らしい。馬の気持ちが判るようで、そのせいか、特に牝馬に乗るのがうまいと言われていました。もう55歳、中高年の希望の星、やる気を出させてくれるエースです。
武豊がジャックドールに乗って、G1 レース大阪杯に勝利しました。
54歳19日で、最年長G1ジョッキーの記録を塗り替えました。
驚きなのは最年少G1ジョッキーの記録も武が持っていることです。
武は35年前、菊花賞をスーパークリークで制し、
19歳7カ月23日という史上最年少のG1勝利記録を作りました。
武豊は好きなジョッキーですが健在ぶりを示してくれて
嬉しい気持ちがします。
60歳まではやってほしいですね。
武豊、6度目のダービー制覇。騎乗したのはドウデュース。ドウデュースは距離に問題があるかとも思っていたが見事完全勝利。ドウデュースが最高の種牡馬サンデーサイレンスの孫であるのも何となく嬉しかった。
武豊はデビューして欲しいままにG1レースを勝っていたがダービーだけはなかなか勝てなかった。本人もダービーに勝ちたいと言っていたが、その悲願を実現できたのが10度目の挑戦。その時の馬がスペシャルウィーク。人生は不思議な巡り会わせがあって、実力が十分でも夢を実現できないことがある。勝てない時は、その皮肉な迷路に迷い込んだのかと思っていた。その不運を払拭できたのはスペシャルウイークの力だったと思う。本当に名馬で呆気なく武豊をダービージョッキーにしてしまった。その後は武豊の実力が思うように出てダービー6度の勝利。昨日の6度目は53歳での勝利だ。本当にすごい騎手だ。中年以上の人に夢を与えてくれた。